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他人にSOSを出すことが、家族を軽くする

今まで人から「ちゃんとして見えるか」をすごく気にして生きてきました。

そんなことばかり考えて過ごしていたので、気が付くと怒れないし、泣けなくなっていました。
ギャーギャー言ったり、人に負荷・迷惑をかけることは”はしたない”という思いを勝手に持っていた気がします。

本当は気にしいな分、メンタルも全然強靭ではなくもう揺らぐ揺らぐ。
でも、外側を気にしすぎて「SOS」をなかなか言えず…

話せるのはもっぱら家族でした。

不本意ではあるけど、家で弱いところや汚いところをしっかり見せてきたから、家族には吐き出せるんです。
外でできる限りちゃんとして、家でグッタリ…の繰り返しでした。

先日、似たようなタイプの人の話を聞きました。
追い詰められているけど、適切な機関を頼るのも立ち止ってしまい、基本的には家族に助けを求めているようでした。

この形が間違っているとか正解とか、そういうのがあるわけじゃないですが。
「私がちゃんと外でSOSを出さないと、全部家族にいくんだ」というの話を聞いて勝手に痛感してしまいました。

もちろん、外で誰でも彼でも自分の実情の底を全部話すっていうのは、あまり現実的ではありません。でも、必要な機関や信頼できる人に開示して、「すいませんけど、今こういう状況できついです」って言っていくことが、自分だけでなく家族を守ることにもなるんだと感じました。

まだまだ抵抗はありますが、「今だ!!」という機会を逃さずに外でも少しずつ率直に話していきたいです。



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