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デザインって何?アートと一緒じゃないの?

皆さん、こんちには大学生UIデザイナーの末田です。

デザインとは、とても不思議な言葉で正確に説明できる人は、少ないと思います。少なくとも日本に住む多くの人にとって、デザインとは「見た目」のことだという認識が強いと思いまうす。また、デザインは「機能」である、という主張もあり、何が正解で本当の意味なのか分からないですよね?

そこで今回はデザインについて、簡単に分かりやすく解説していこうと思います!


デザインとは、見た目のことではない

結論から言うと、デザインは見た目だけのことではなく、見た目を通じて、どのように機能するのかが使う側に伝わることという意味になります。

みなさんが普段使われている、エレベータの閉まるボタンと閉じるボタン思い出してみてください。それぞれ、「閉まる」と「閉じる」の動作がすぐに連想できるデザインが使われていますよね?

もし、このデザインが分かりずらいデザインだと、我々はエレベータの扉を操作するのに時間がかかってしまいます。

つまりデザインとは、機能や動きによって何らかの課題を解決するということになります。

デザインとアートの違い

他によくある疑問としてデザインとアートの違いはどこにあるのでしょうか。まず、アートとデザインでは目的が違います。アートは、感情やアイデアを表現し、観客に対して意味や美しさを伝えるためのものを指します。一方デザインは、見た目だけでなく、機能や動きによって何らかの課題を解決することです。

設計とはどういう行為か

設計とはどういう行為でしょうか?
設計とは、「機能をビジュアルと構造に落とし込む行為であります。例えば、ショッピングサイトを作ろうとしたときには、概要と新着情報がすぐにわかるトップページや比較検討できる一覧ページ、仕様や魅力がわかる詳細ページなどいろいろな機能が必要になります。

それらをどう組み合わせてどう見せるかということが設計(デザイン)という行為です。

答えはひとつに絞られない

ある機能を実現するためのビジュアルと構造にはいくつも方法があります。つまり設計の仕方はひとつではないのです。

例えば、志望校の大学に合格するという目標があった場合。

・大手の進学塾に通う
・家庭教師を雇う
・独学で勉強する

このように志望校の大学に合格するための方法は今思いつくだけでも3つあります。そして、どれも間違いではないです。なぜならレベルの高い講義を受けたいのであれば大手の進学塾に通うべきで、家で質の高い勉強をしたければ家庭教師を雇うべきで、金銭的に余裕がないや独学でも問題なければ、独学で勉強していくというようにそれぞれの条件によって最適解が異なるのです。


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