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【倒産直前】心が壊れた経営者たち

倒産の直前まで追い込まれた経営者の中には、心が壊れる人がいる。
また、倒産によって心が壊れる人もいる。
今回は、心が壊れた経営者について書き綴っていく。


音信不通

最も多いのが「音信不通」になるパターンだ。
会社の携帯電話も個人の携帯電話も繋がらない。

家族総出で家を出るパターンもあれば、本人一人で家を出るパターンもある。
どちらにしろ、しばらくは誰を通しても連絡ができない。

逆に、1年もすれば戻ってきて、近くの職場で元気に働いていることも多い。
比較的、ライトなケースだ。

人間不信

極度の「人間不信」に陥る人がいる。
物凄く仲が良かった人ですら、不信の目を向ける。
全ての人に、敵意一歩手前の姿を見せる。
当然、周りから人は消えていく。

放心状態

完全に「放心状態」になってしまう人がいる。
どんな声を掛けても、感触がない。
会社の整理すら、自分で全くできなくなる人もいる。
債務整理をする弁護士が一番苦戦するタイプかもしれない。

ヒステリック

やたらと「ヒステリック」になってしまう人がいる。
随分前に人に与えた「恩」を強烈な口調で返すように求めたりする。
少しの冗談に対して、本気で怒りを示したりもする。
全くに身に覚えのない「恨み」を深夜にLINEで投げつけて来ることもある。
当然、誰も近づかなくなる。

現実逃避

完全に「現実逃避」をしてしまう人がいる。
放心状態とは違い、普通に会話は成り立つ。
しかし、会社や仕事のことに対して、無責任になる。

やたらと金遣いが荒くなるのは「現実逃避」のケースが多い。
中には「計画倒産」を実行する人もいるので注意が必要だ。

浪漫飛行

愛人や不倫相手と「浪漫飛行」をしてしまう人がいる。
急に、会社や仕事に興味が無くなったかのように、人格が変わる。
会社も家族も全てを捨てて、浪漫と一緒に逃げる。
逃げた後の方が幸せな生活をしているように思えることもある。

童心返り

小中学生のように「童心に返る」人がいる。
そして、付き合う人がガラッと変わる。
その人たちとワイワイガヤガヤと騒ぎ始める。
その人と話すと、我儘で自己中心的な考え方に変わっていることに気づく。

心が壊れた経営者が登場したら…

そっとしておいてあげた方が良い。
本当に近い人を除けば、他人にできることなどない。
むしろ、不要な刺激を与えてしまう可能性が高い。

その人のことを外でアレコレ言うのは、やめて欲しい。
余計な噂話を拡散するなど、最悪だ。

命まで無くすことがないように、静かに祈ろう。


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