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思考を柔軟に<507/1000>

【ラジオ体操808日目】
【ニコチンレス生活529日目】

こんばんは。
久々に師匠のレビューを受けた結果、自分の未熟さを痛感させられたコマリストです。


今日は『自分なりの答えを追求する』というテーマで書いていきたいと思います。


これさえあれば必ず上手くいく!


そんな方法を探し続けて色んな情報を追い求め続けてしまう。


これは、私自身が現在も気を抜くと陥ってしまう人間の弱い部分のひとつです。
#私だけ
#では無いよね


本当は頭のどこかで、そんなものは存在しないと分かっているはずなのに、どこかに本物があるんじゃないかと探してしまう
#定期的に
#やっちゃうやつ


自分が心の底から正しいと思える答えを見つけるのは無理でも、これが正しい答えに違いないと決めることは出来るはず。


今日は、間違いも正解もない問題には、自分なりの答えを堂々と語れというお話です。


思い込みが強すぎるのも考えものなんですけどね笑

久々のレビュー

レビュー制度

昨年の後半に7ヶ月かけて本質的な学びを提供してくれた中村師匠の研修。


研修生として学んでいた時には、週に何度か時間を取ってもらい、講義と講義の間に不定期のレビューを実施していました。
#どうやって
#時間作ってたんだろ


レビューの時間には、講義の中で新たに学んだ内容に関する質疑はもちろん、私自身の本業における課題についても相談をしていた。
#コンサルティング
#助けられてばかり


本当にこれでいいのか?
このやり方は少し強引ではないか?


私の中に迷いが生じた時に、客観的かつ本質的な視点で質問を投げてくれたり、背中を押してくれるので、安心して前に進むことが出来ました
#自信ないの
#恥ずかしい話


研修生としての生活を終え、2期生をメンタリングする立場として関わるようになってからは、レビューを受ける時間もほとんどなくなり、講義以外では会話する機会も無くなっていました。


久々に師匠からの質問を受けたい!


そんなことを感じたので、忙しい師匠に無理を言ってレビューの時間を取ってもらいました。


今回、私からのオーダーは2つ。


ひとつは、私が支援させて頂いている企業で進めているプロジェクトのこれまでの経緯と今後の方向性を客観的にどう感じるかを教えて欲しい。
#自分で考えるべきだけど


もうひとつは、研修の課題として出されているK社の財務分析と今後のコンサルティングの方向性について、我々のチームの仮説に不足が無いかの確認


どちらも明確な答えがある訳ではない内容なので、こんなオーダーに快く対応してくれる師匠の懐の深さに感銘を受けつつ、久々のレビューを楽しみました。


そのレビューの中で師匠から投げ込まれた質問にどう答えるのが正解なのか迷ったので、これをnoteに残しておきます。

師匠からの質問

的確な質問

今回オーダーした2つのレビューにおいて、特に2つ目のK社のコンサルティングについて話している中で、師匠からこんな質問が飛んできました。


中村氏
『例えば、全く同じ規模の焼肉屋2店舗A・Bが隣同士で並んでいたとする。この2店舗が以下の状況だとして、安全性が高いのはどちらだと思いますか?』
#シンキングタイム
#考えてみよう


(状況)
【A店】
オープンから数年に亘り、前年比105%の目標を掲げて達成し続けている。

【B店】
オープンから数年に亘り、前年比125%の目標を掲げて挑戦を続けているが、毎年未達。成長率は毎年115%に留まっている。


あなたは、どちらのお店の安全性が高いと考えますか?
#ファイナルアンサー


この、中村師匠からの質問に私は間髪入れずに答えました。


私の答えは『A店』。


理由として私が答えたのは、
私が考える安全性とは、自社のリソースと環境(顧客ニーズ含)の変化を正確に把握し、無理のないストレッチ目標を掲げて達成することが出来ている状態だから。
#自分なりの答え
#定義づけ


この私の解答を聞いた中村師匠から、「本当にそうだと言い切れますか?」と追加質問をされました。
#そんなこと聞かれたら
#分からなくなるじゃん


この質問に答えることが出来ずに困っていると、中村師匠からこんな解説がありました。


中村氏
『実はこの2店について、どちらの安全性が高いとは言えないんです。B店はチャレンジングな文化を形成しているので、常にアクセル全開で走っているような状態です。』


コマ
「確かにそうですね。だからこそ、スタッフが疲弊してしまうんじゃないかと考えたのですが。」
#高すぎる目標
#終わらない挑戦


中村氏
『では、もしもこの2店に来年度は前年比110%を達成するように指示が出たらどうでしょうか?』


コマ
「その場合、A店は達成できる可能性が高いですが、B店はおそらく厳しいと思います。」


中村氏
『そうなんです。A店は常に負荷がかかった状態で仕事をしているため、負荷がある状態が当たり前になっています。その負荷が125%という高い目標だったので、110%に負荷が下がった時には楽々クリアできてしまう。』
#慣性の法則
#こういうことってあるよね


ここまで詳しく説明した上で、再度どちらの安全性が高いと言えるかと聞かれる。


こうなると、A店だと言いそうになるけれど、それも違う。


その理由は、私自身が自分の考えとして説明した通りです。


つまり、どちらの安全性が高いかは、安全性をどう定義するかによって答えが変わるということ。


重要なのは、自分自身がどんな考えに基づいて答えを導き出したのかということ。


目の前に課題が横たわった時、偏った見方で物事のひとつの面だけを見るのではなく、様々な角度から全ての面をしっかりと見定めることが重要です。
#これが
#中々出来ない


師匠と話したことで、私自身の頭がどれほど凝り固まっていたかを再認識出来ました。


もっと柔らかい頭を手に入れなきゃ!

じゃ、またね〜!

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