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レゴブロックによる「現在地調査」(2023年10月度)。

こんにちは。もう10月です。本当に10月なんですね。レゴブロックを触っている場合ではないのですが・・・。


「考える」時間。

10月の「現在地調査」を始めます。今回も5分で作成し、しっかりと内省をしていきたいと思います。先日もレゴ®シリアスプレイ®体験ワークショップの中でこの「内省」について多くの時間を費やしました。作品を作る前と作った後でどのような気持ちの変化があったのか。とても重要ですよね。

「人間は考える葦である」はフランスの哲学者であるブレーズ・パスカルの言葉ですが、この人間特有の「考える」には時間も必要です。レゴ®シリアスプレイ®のように直感で手を信じて作った作品に熟考がプラスされることで、自分自身を見つめ直しながら次の道筋を探っていくことができます。

「現在地調査」開始。

2023年10月の現在地。

自分自身を探してみたところ赤い檻の中にいることがわかる。左手に棒を持ち振り回そうとしているのは現状の打開だろうか。しかしながら上半身が右にずれているため自他のバランスを取ることが非常に難しくなっている。頭では美しい何かを想像しているものの現実とのギャップに悩んでいるのか。

眼の前には高いタワーがそびえる。皆が上へ上へと向かおうとしている様子を遠くから眺めている感もある。棒は、このタワーを壊そうとしているものなのか、それとも、上に向かおうとしている何者かを叩くためか。いずれにせよ攻撃的な感情であることは間違いない。なにか考えなければならない。

先月との比較から学ぶ。

2023年9月度(左)と2023年10月度(右)

道具と武器。

今回も、面影すら残っていない。仲間の背中を後押しする自分は一体どこへ行ったのやら(笑)もうひとつの「突き飛ばそうとしている」自分がクローズアップされているのだろうか。そう考えると、タワーを登っているピンクと青は前月の目の前の生き物と言っても良さそうな気がしています。

尖った感情よりも、この想像は諦めに似たものなのかもしれません。少し自分自身を見つめ直す作品になってくれていればいいのだけど・・・。そういう意味では「棒」という道具は、自分にとっての武器にも見えるので、今持っているスキルなどを存分に活かせる環境に身を置くのも大事なのかしら。

檻を突破できるか否か。

よくよく見てみれば、赤い檻にはひとつだけ緑のブロックが使われていました。檻を突破できるのか否か。自分自身の体が右に寄っているのはそのせいなのかもしれないと感じてきましたね。自分の利き手ではない方向から活路を見出していく必要があるということか。今の学びの機会が功を奏すかも。

最近にも起こったのですが、一気に風向きが変わる瞬間がありました。タワーの一番上に存在する風車が、何かの追い風を出してくれるのか。他力本願は好きではないけど、そう考えてみてもいいかと思えてきました。尊敬する方々に声をかけてみようかな。まずは身近なところからでも少しずつ。

風車は追い風をくれるか。

最後に。

作品を作り、意識、無意識にかかわらず意味付けをしていくことで、何か新しい発見ができる可能性があることに気付かされました。今一度、自分の「武器」を信じてみるのも一考なんですね。

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