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なぜスイスに行くのに飛行機代が200万円近くかかるようになったのか?ー自給自足カレッジ59

今日、これから3年半ぶりにスイスに出張するところですが、飛行機代がありえないぐらい高くなっています。

今回、成田ーチューリッヒーシンガポールー羽田と飛んで、締めて1,984,800円です。

これはファーストクラスの値段ではなく、ビジネスクラスで、コロナ前と比較するとイメージ3倍近くになっている気がします。

コロナパンデミックで大きな損失を出した航空会社が、顧客が戻ってきたので取れるだけ取って、利益を早急に回復させて毀損した自己資本の埋め合わせをしようという理由と、日本人自体の購買力が大きく落ちているという二つの要因が重なっての現象だろうと思います。


今回、スターアライアンスメンバーのスイスエアーとANAの組み合わせでチケットを取りましたが、例えばANAの利益推移を見てみますと、

2020年3月期 売上1兆9742億円 営業利益608億円

2021年3月期 売上  7286億円 営業利益-4647億円

2022年3月期 売上1兆203億円 営業利益-1731億円

2023年3月期 売上1兆7100億円 営業利益950億円

となっており、今期予想は、コロナ前と比較すると、売上が2600億円ほどまだ低いのに対して、利益は、コロナ前比較で5割以上増えています。コロナ下の過去2年間に6300億円強もの巨額な損失を被っていて、現在の純資産は8034億円になっています。コロナパンデミックで純資産が半減近くまで落ちたのを、何とか回復させようという風に見えますが、まだ売上自体は回復していないので、顧客数は減っている事が伺えます。

ANAの中期経営計画説明会用の資料を見ますと、下記のグラフのようになっていて、国内線は9割型戻っていますが、国際線の顧客数はコロナ前の半分程度にしか戻っていません。

顧客数はなかなか戻らないので、値上げで利益だけは回復させようというところだと思います。

もう一点の日本人自体の購買力が落ちているという問題ですが、例えば、スイスフランの対円レートを見ますと、下記の通りです。

コロナ前の2020年2月28日のレートは、111.86円だったのが、現在は、145.85円になっています。
つまり、円は、スイスフランに対して3割程度減価していて、それだけ日本人の購買力がスイス人と比較して大きく落ちてるいるという事になります。

【日本とスイスのインフレ率比較】

あと、スイスと日本のインフレ率比較でも、コロナ以降も、スイスの方がインフレ率が高いので、その分スイスに行くと、日本人にとってはよりものが高く感じられるのだろうと思います。

このペースで日本人の購買力が落ちると、食料自給率やエネルギー自給率が低いままでは、国としてかなり危険なのではないかと思います。

自給自足カレッジの講義を私と共に受け始めた友人に、その受講理由を聞いてみると、「家族の生活防衛」という言葉が、返ってきました。

日本の国力が落ちても生活に支障をきたさないようにという事だと思います。

自給自足カレッジでは、無肥料無農薬栽培=自然栽培によって、お米や野菜の作り方を教えています。

無肥料、無農薬、自家採種なので、慣行農法のように、農薬を買ったり、化学肥料を買ったり、大きな機械を買う必要はないので、ある意味、無から有を生む形です。

是非一度、VISON農園の無料体験に来てみてください。

4月からは本格的に自給自足が学べる講座が、毎月第一第三週の週末(土曜日曜)に開催されています。

次回は、来週4月15日か16日の土曜日或いは日曜日になります。

5月以降は、5月6日(土)・7日(日)・20日(土)・21日(日)
6月・・・ 3日(土)・4日(日)・17日(土)・18日(日)
7月・・・ 1日(土)・2日(日)・15日(土)・16日(日)

今まで経験した事のない新たな経験や発見があるものと思います。

下記は、自給自足カレッジの紹介ビデオです。
見ていると気持ちが何となく落ち着いてくる気がします。

YouTube動画(3分)
https://youtu.be/IQPWF9KBu00

体験会等について詳しくは、下記のホームページをご覧ください。

https://self-sufficient-life.jp


自給自足カレッジ
小柴正浩



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