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RB2023 初期化、そして光。

8月のRBの活動はお盆休暇を挟み、月始めと終わりの土曜日2日間となりました。更なる猛暑…いや酷暑が続くため、世田谷区軟式野球連盟主催の公式戦は1ヶ月間休止するという規定になっています。
メンバーも帰省や旅行など、それぞれの夏休みを過ごしました。

約3週間ぶりのオープン戦に臨むメンバー一同。

活動の間隔が空くとこのチームには「初期化」という現象が起こります。誰一人の例外なく、それまで蓄積してきた野球センスや実践感覚が“初期化”してしまうのです。

一歩目が鈍く、相手のセンター前を許してしまったK選手。

例を取れば、今シーズン再びピッチャーに挑戦。そこそこの内容を発揮しているH投手にしても、間隔が空くと何でもない投フライを捕れず、一・二塁間のゴロでの一塁ベースカバーを忘れます。

避け方を忘れたのか、自ら一塁手に突進してしまったK主将。

そんな懸念を抱えながら、チームはオープン戦に挑みました。イヤな予感のまま迎えた初回、ライトへ勢いのないフライが飛びました。これを捕り方を忘れた?T選手が右往左往、最後は謎のスライディングキャッチを試み後逸…すっかり初期化してしまったプレーにより、早速のピンチを招きました。

攻守に元の「らしさ」を存分に発揮したT選手。

先発はベテランM投手。「こんな場面は想定済みさ」と言わんばかりの落ち着いた投球術で、後続を抑えてくれました。

何事も無かったの如く、ストライク先行で投げ続けたM投手。

やはり初期化してしまった我がチームですが、光が見えた瞬間がありました。それは新人のS選手です。今まで「魔のサード」と呼ばれる程、エラーが大量発生していたポジションに就いた新人S選手。難しいゴロを無難にさばき、強烈な光を見せてくれました。

常に涼しい顔で打球処理を行い続けたS選手。

この日は正規メンバーの出席が少なく、より暑さも増す中でのダブルヘッダー。複数の助っ人選手が駆けつけてくれました。
中でも切り込み隊長K選手は、高校の同期Sくんを誘っての出場。切磋琢磨し続けたあの日を思い出すかのように、何度も互いに名前で呼び合う仲を見せてくれました。

「バックにコイツがいれば大丈夫」と、堂々のマウンドぶりを見せ引き上げるK投手。

現在は強肩キャッチャーを絶賛大募集中であり、次なる光を期待しています。
「我こそは!」という方は、お気軽にご応募ください!

誰もがヘトヘトの中、無事に2試合目を終えエールに入ったメンバー一同。



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