030　リクエストを断られて逆上する

NVCの中でも、私が苦手とするリクエスト・・・・

セオリーを書いておくと、人にリクエストするときの4つの条件
1.いま現在（or期限が決まっている）
2.実行可能
3.明確
4.肯定的

で、更に加わるのが、最大にして最も困難な条件
「断られる準備ができていること」

いやー、書いてみて、「無理だなぁ」とため息が出てきます。

例えば、最近リクエストして、断られて、逆上した例を挙げてみると・・・・

（1）ズームの支払いを切り替えたら2重払いになった。
払い戻しをチャットでお願いしたら、翻訳と文化の関係？で、ひたすら「銀行と交渉してください」と返事された。
（私の反応）⇒は？ふざけんなよ、年払い2万円以上なのに2重取りして返さないって、どういう了見？たいがいにせーやー！！
　（※このケースでは、相当激怒しました。）

（2）仕事をお願いしたら、きっぱりと断わられた。
　（※このケースは、やや怒りました）

（3）売却した実家について、二度と私に連絡しないでと約束していたのにも関わらず、仕事中に電話がかかってきた。
　（※このケースは、とっても激怒しました）

OFNRで作ったリクエストではないというのもありますが
「お願い」をして断られると、とてもショックです。

そして、お願いをしておきながら、「断られる準備ができている」って、なん言よっと？（博多弁風）

むかし、私が息子との関係性の改善を目指してた時・・・・
「リクエスト」が受け入れられないと、「絶望」なわけですよ。

ほんとに、相手への「行動リクエスト」は難易度が高い。

私は、何度も失敗して、いっぱい怪我をしています。
特に初心者の頃は、息子との関係改善が最大の目的だったので
リクエストに執着して
作っては失敗・・・・
作って働きかけては失敗・・・・
あきらめて、妻や職場で試してみては大失敗・・・

リクエストは、NVC初心者の興味を最も惹く部分である、と同時に
初心者キラーなんじゃないかな？

ちょっとだけ、例を挙げて、理論的な補足を書いておきます。

（私の準備　OFN）
O:観察「この3か月、息子とゆっくりお話をする機会がなかった」
F:感情「さびしい、悲しい、不安、疎外感」
N:ニーズ「思いやり、繋がり、親密さ、愛」

十分にニーズを味わって。。。。
よし、愛のニーズからリクエストを作るぞ！

（私）「息子君、最近お話が出来てなくて寂しいので、よかったら、今日のランチに、何か好きなものを一緒に食べに行かない？」
　※いま現在、実行可能、明確、肯定的、すべての要件を満たしています。

（息子君）「ゲームがしたいし、ゆっくり寝たいから、遠慮しとく」

（私）「Σ(ﾟдﾟlll)ｶﾞｰﾝ」

解説すると、息子君は自分のニーズである「遊ぶ」「休息する」を大切にするために、私の誘いを断るわけです。

つまり、相手がリクエストを断ることで、相手の何かしらのニーズが満たされている訳なのです。
だから、そこにはお祝いの要素があるんです。

もちろん、私の中には「Σ(ﾟдﾟlll)ｶﾞｰﾝ　嫌われてるんだろうか？」というストーリーが頭の中を自動的に走るのですが、それは、私の妄想の可能性があります。

とは言ってもね～　やっぱり断られると悲しい。

私には、「相手への行動リクエスト」は、いつも難易度が高いです。
というか、「ＹＥＳ」と言われたことの方が少ないかも。

失敗の旅は続きます。

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