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「イニシエーション・ラブ」(乾くるみ)

見事に騙されました。
恋愛小説なのに、なんでミステリーなんて言われているのか最後の最後まで分かりませんでした。

あらすじ
物語の舞台は、1980年代。
大学生の主人公は、人数合わせで呼ばれた合コンで、ある女性に一目惚れをする。
そして、付き合うことになったその彼女との幸せは永遠に続くと思われた。
就職した主人公は、彼女と遠距離恋愛になり、さらには社会の荒波に揉まれていく。

写真:イニシエーション・ラブ

感想
見事に騙されました。
本当に、最後の二行で物語がひっくり返ります。
ただし、その二行を読んだ最初の感想は、頭に「?」が沢山浮かぶだけでした。
その文章の意味が全く理解できず、ただかなりの衝撃を受けました。

ということで、早速ネットでネタバレを検索。
なるほど、そういうことかと納得すると同時に、鳥肌が止まりませんでした。
よくある、ネタバレを読んでスッキリ解決、そういうことか!という感じでは全くなく、怖くなりました。
そういう意味での鳥肌でした。

これ以上は、ネタバレになりそうなので、是非読んでみてください(笑)

よかったら私の書斎をご覧ください。(ブクログへのリンク)

ご覧いただきありがとうございます。
コメントしていただけると嬉しいです。

素敵な本に出会えますように。

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