俳句にしろ短歌にしろ、言葉を短くすることで、その中にギュッと凝縮された「エッセンス」が込められます。

　ちょうど「海水から天然塩」を精製するように、また「サトウキビから黒砂糖」を精製するような感じでしょうか？

　では仏教を「一言でいうと」どうなるのでしょう？

　実はお坊さんに聞いてみると「いろいろな言葉」が出てきます。

　でもそれは間違っているわけではなく、むしろ「多様性」を感じるものです。

　つまり「精製の仕方」や「目的」が違うだけだと思うのです。

　では「当の私」は、どう思っているのでしょう？

　私はズバリ「苦しみから離れる」ことだと思います。

　もっと言えば「苦しみを知る」ということかもしれません。

　苦しみとはどのように現れ、どのように大きく育ち、どのように心を縛るのか。

　それを知れば、どこかを「断ち切る」ことで苦しみから「離れる」ことができます。

　なので「苦しみを知る」ことは仏教の大きな部分を占めると思います。

　もしよければ、近所のお坊さんに「仏教を一言でいうと何なのですか？」と聞いていただき、「コメント」で教えていただけるとありがたいです☆

☆今日の一句☆

　仏教を
　　　知る一言が
　　　　　　　入り口に