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仏教に学ぶ生き方、考え方「子ども食堂のこと」

 noteでの投稿の中に、子ども食堂の投稿もあります。

 地域の子どもたちと「食」を通して繋がり、支援をしていただいている方々です。

 この日本でまだ十分に食事が取れない子どもがいるという「事実」は何を意味しているのでしょうか?

 そんなことを考えながら、まずは行動をと、「子ども食堂」への支援を始めています。

 法要があると御供え物をいただきます。

 その中から、お米や消費期限の長いものを「寄付」させていただいております。

 幸いにも賛同し支援していただける御同行様も多く、個包装された消費期限の十分にある「御供え物」を上げていただく方も増えてきました。

 お釈迦様も、説法の前には「食事」を振る舞うこともあったそうです。

 本山の報恩講法要でもその期間だけ「食堂」が開設され、多くの方がボランティアで作られた御膳をいただきます。

 ここ数年はコロナ禍で休止していますが。

 難しい話はさておき、人に思いをいたすときにその人が何を欲しているのかを考えることは「心施」になります。

 お腹が空いていたら食事を、苦しんでいたら楽しみを、悩んでいたら安心を、囚われていたらそこから離れる考え方を、その人に「合わせて施す」ことこそ「布施」の基本だと思うのです。

 ということは支援は実は、させていただく側の「修行」にもなるのです。


☆今日の一句☆

 我が心
   何をするかで
        変わりゆく

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