女性は私のことを貧弱な坊やとバカにした。

私はブルーワーカーを始めることにした。

これはブルーワーカーではないが、3500円で中古屋さんに売っていた。

効果は短期間で現れ、満足の行くものだった。

今では誰もが私を立派なたくましい男性と見てくれる。

確か本物のブルーワーカーがあると思い主のいない実家に行ったが無かった。小学校の頃からあったから、父もたくましい男になりたかったのだろうか。

去年は、父が亡くなって、コロナで毎年の国体の売上（200万円くらい）が消えてさんざんだった。妻は娘を通じて、会社潰してローソンで働けという。20年頑張ってきて毎年のように進んでいく技術に追いつきながらやてきたのにバカ扱いだ。OLだった頃の同僚の夫は年収数千万円の一部上場会社の社員で海外旅行行ったり、貯金も年金も十分ある。負け組と結婚した自分の不幸を嘆きたいのはわかる。自分の貯金（僕にはいくら有るのか一切言わなかった）が使われるのが我慢ならないと見える。共に頑張って生きていくのではなくバックシートからあれこれ文句いうばかりだ。自営業の僕は出来損ないの負け組としか目に映らないと見える。何度も事業に失敗しながら父母の助けで頑張ってきたのに、親のスネかじりという。寄生虫扱いである。毎月事務仕事してサラリーもボーナスも出る自分は優秀で、僕はバカな負け組だから、優秀な自分が指導すればいいと思っているのだ。一年経ったら死んでやるからもう文句言うなといい、助成金をいただくことが出来て、少しは良くなった。新しい仕事も頂き、この数年で当たり前のように使われるようにあったweb技術を学び、もう少し頑張ろうかと思い始めていた。

昨日決算作りながら、突然、コロナの前くらいから無駄使いが多いといい出した。何とか仕事を仕組んで、後一頑張りいようと思うのにこれだ。あの時期は5−6社のソフト会社飛び込んで事業を模索しながら細かい仕事を片付けていた頃だ。父がなくなり、僕はどうしてもやるせない気持ちだった。病院のマニュアル的な治療に黙ってしたがった自分が許せなかった。今でもっ悔やまれてしかたがない。あんまりはらがたって、その場で腹切って死んでやろうかと思ったが予定通り3月の父の一周忌のあとまで伸ばすことにした。

「うつや統合失調症、拒食症、過食症、依存症、DV、セックスレス、その他DSM-5で分類される心の病」というのは「関係性の病」と僕は思う。自殺する人間に対して、「どうしてそんな事するのだ」と思う人間はヒトを追い込む側だ。どうして自殺するのかはよく分かる。関係性の中で復讐したいのである。弱くて逃げているのではない。余りに腹が立って殺してやりたいくらいにくいから自分が死んであの後ずーっと悔やませたいのだ。しかし、よく覚えておくといい、そういうサイコパスな連中はあんたが死んだことなど微塵も覚えていないから。だから悩んでいる若い人には、あてつけに自殺などしないほうがいいという。かと言って、アメリカのように教会行って神様ごと信者を撃ち殺すのも困りものだし、パイプ爆弾作るのも関係ない人が死ぬから後味が悪い。

ヒトは借金や人生の「大事（オオゴト）」のために死を選んだりはしない。共に苦しみ頑張ってくれる人間がいれば何も苦痛ではない。僕には共に苦しみ頑張ってくれる人間が居なくなった。まもなく一年が経つ。僕は死んだほうがいいダメおやじなのだ。80歳まで現役で会社の経営者でいれば死んだら2000万円いただける経営者保険に入っている。父の残した土地も共同名義にしてあるが足りないよね。もっとひどい女だったらソクラテスを目指せたかなあ。後悔しているとしたら、妻が中途半端な悪妻であることであろうか。

そこで、無駄使いした。

よし、これで、俺もモテモテだ。

予備知識としてこちらもどうぞ。

今まで考えもしたことなかったけど、ブルーワーカーって、ブルーカラーの労働者ってことなんだろうか？僕はブルーカラーの労働者だったことも有るけど、ムキムキではなかった。しかし、すごいネーミングだね。色白のホワイトカラーの僕はあの時代をときおり憧れる。