見出し画像

食事の価値を見つけよう。

僕は20代の終わりに糖尿病を宣告された。治療したりしなかったりで、すでに還暦になった。2015年に失明の予告を受け、A1cが13.5mg/dlであった。医師(専門家=商売人)の言うことは信じれなかったから、失明したら死のうと思い、この病に向き合った。

半年で6.5mg/dlまで自己血糖測定と食事で落として、もちろん失明もしていない。何よりも嬉しかったことは足が良くなってきたのだ。30年薬による治療しても治らかなった足が良くなってきたのだ。

自分で納得の行く食事は自分で作る他無かった。そして毎日続けなければ辛い死に方をする。

しかし、考えてみると僕だけの話ではない。確率的に、ほとんどの高齢者は検査値を正常にする薬を何種類も処方され、同じような手術を繰り返し、「輸液・経管・胃瘻」で生かされる人生の終わりを迎える。

2017年に「幸運な病」と言う本を出版した。その後も食事療法を続けながら僕の食事療法を形にしたいと考えた。

幸運な病のレシピ

世の中の料理研究家やレシピ書きの方々のサイトや本を見てみれば、まるで七五三のご馳走の写真のようだ。「簡単・栄養満点・誰でも出来る・健康になる」といい事ずくめだ。

けどね、どれも毎日自分で続けているようには見えない。そんな綺麗に毎日盛り付けるか?それっぽっちで足りるのか?買い物はどうしている?ごみ捨てや冷蔵庫の物が腐ってはいないか?

「あんたがた病人はこんな物食ってりゃいいのだ」私は健康だからいいの。と言う言葉が聞こえてくる。

けどね、食事を馬鹿にしている僕たちはひどい目に合う。統計的に皆そうなることになっている。

画像2

僕の毎日の食事を記録することにした

素材から毎食作る。炭水化物は美味しすぎるので、できるだけ避ける。商品化された食事は満腹を売るために食事から大事な「生命」を押し出すのでできるだけ食べない。

そんな風に毎食食事を作っていると言うと驚かれる。カップ麺やパスタ・メシは(魅力的なので)避ける。レトルトや惣菜や弁当は買わない。ということを話すと誰も信じない。どうすればいいか考えて毎回動画を取ることにした。

フェースブックで毎食の動画(30倍速)をアップして(停止中2020/6)、ブログでは細かい周辺のことやスタディを書いている。youtubeでは動画の完全版(笑)を見ることが出来る。僕が本当に毎食食事を作っていることのエビデンスだ。自分が変わっていくかの研究である。

僕は母の料理をしている姿を見て色々と学んだ。「門前の小僧型学習」である。具体的な技術を学ぶわけではない。家庭科の授業と違う。食事の価値を学ぶのである。



「政治的に正しい栄養学」と「自分自身とって正しい生活」

レシピ情報や「栄養学の教科書」にかかれている「食事指導」と言うと「多すぎるものを減らす」「足りないものを足す」の2つのどちらかだ。そして医師の太鼓判、有名料理人の指導が付く

1960年代に確立された「政治的に正しい栄養学」はその目的とは裏腹に、生活習慣病への恐怖は増える一方である。

血糖値が上がらない食事を作っていく内に「生活習慣病」全体、そして合併症、膠原病や難病と言われる様々な「症状」に考えが及んだ。

「医学・栄養学」はこの問題に見事に手が出ない。

高血糖(検査値の異常)が災厄の原因ではない

「商品化された食事」「政治的に正しい皿の上の栄養学」が『ガンや、認知症、心疾患に循環器、壊疽に肺炎、透析に眼底網膜症、骨阻喪症にリュウマチ痛風膠原病に難病指定、薬で下がる検査値の異常(糖尿痛風高血圧に高脂血症)』を呼んでいる。この「病(と医者の呼ぶ災厄)」は食事の反映でしかない。

ではどんな食事が「良い食事」なのだろうか?誰にでも効果のある食事などというものが有るのだろうか?どうして医学は「この50年での社会の変化」と私たちの人生終わり方を結び付けないのだろうか?




大事なことは専門家(商売人)に任せないことだ。自分で学び考え実践することが大事である。

色んな事勉強しています。

画像1

画像3

記事が多くなったのでまとめました。

2021年3月2日前後までの記事です。



厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。