見出し画像

「DX」と「人生100年時代」を生き抜くために

「DX」と「人生100年時代」というビジネスの世界ではホットなこの2つのテーマですが、改めて考えてみると、この2つのテーマって、働く人たちに対して非常に難しいことを同時に突き付けていることなんだと思っています。

デジタルトランスフォーメーション(DX)やAIが人の仕事を奪う時代が到来するということは、「働きたいけど働けないかも」という人が増えるということだと理解しています。一方で本格的に「人生100年時代」が到来すると、「老後2000万円問題」なる事象は、当たり前のこととして身近なイシューになってきます。そして、最低でも65歳まで、その先はおそらく70歳、75歳まで働く必要が出てくるということでもあり、「働きたくないけど働かないといけないかも」という人が一層増えてくることも明らかです。要は、
<DX>
 ・仕事がなくなる
 ・仕事が大きく変わる

<人生100年時代>
 ・働く期間が長くなる
 ・一つの専門性では食べていけない
ということなんですね。
「DX」と「人生100年時代」という、働く人への影響が相反する大きなインパクトが、今まさに同時に起きつつある中で、我々はどんな働き方をしていくのが良いのか/求めるのか?、んー、かなり重たいテーマです。
当然、「これが正解だ!」というのがクリアに見えるわけもないのですが、方向感としては、
 ・人間らしさ、人間にしか出来ない仕事をやる
 ・AIと共存する
 ・「安心感」「エンゲージメント」「心理的安全性」を求める
 ・「働く意味/意義」「楽しさ」「成長」をより重視する
といったかなとまずは置いてみました。ほぼほぼ当たり前のことばかりで、具体的には?といった瞬間にフリーズする部分がまだまだ多いのですが、一人の働く人として、そしてHRの仕事をしている一人として、今後更にこのあたりを掘り下げていきたいと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?