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他人の不幸を笑う奴は信用できない

先日薄い本が売れなかったと言ったが、その際にどうにもきになることがあった。

友人に、2年前から同人をやり始めた奴が居て、私の小説が今回売れなかったことを

しょうがないよ、上手い下手とかじゃないよ

こういう場合は仕方ないことだよ

と言ってくるのを、通常の慰めとして受け取り、なんか釈然としない何かを感じていたのだがその正体が分かった。

彼女は、私の不幸を楽しんでいる様子があったのだ。

それ友達じゃなくね?ってようやく、気が付いた。

様子を見て段階的に切り離すとは思うが、慰めの言葉の根底に、人の不幸をエンタメとして捉えているという感覚が、癪に触った。

それは、友人ではなく限りなく親しい他人だ。

もちろん、自分の人生の保証は自分でしか取れない。

他人の不幸など確かに捉えがたいものだし、自分には関係ないのだ。

関係ない第三者の不幸を笑うなとは言わない。人間とは個々の意識を持ち、社会生活という名前の檻の中に居る。そりゃあ生き抜くためのそれぞれの癖なり個性があるのだ。

まあでも、そんな個性は他人にネガティブ感情しか産まず私はそんな人間とは、あまり関わりたくない。

取り敢えず、私は慰めの言葉に、

それでもあなたの作品が好きだよが欲しかった。

私の小説に対して、少しでも敬意を示す言葉が欲しかった。

ほんのり笑って、通販の部数今確認したら?と言うのではなく。

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