余韻を抽出する力を得る

※本ブログは3度繰り返して読んでいただくと情報が有益なレベルにまで浸透します。

前回は“余韻”についての重要性を説いた。今回はこれを別の観点から解説してみたい。余韻はつまり〈その直前まで行っていた活動から抽出された印象〉ということができる。この抽出という概念は瞑想にとってはこれまた極めて重要なものだ。それは抽出というステップがなければ何も純度の高いものは作り出せないからである。

コーヒーを美味しく飲むためにはどのようにコーヒー豆を焙煎するか?ということから始まって“抽出”という概念に最も神経を注ぎ込む。そしてこのコーヒーを煎れるプロセスの全体構造はそのまま日常生活や1年、10年というスパンにおいても人間が自覚的に適用していくべきプロセスなのだ。

一つ一つの出来事はコーヒー豆であり、その中には必ず美味しい部分と、使い物にならない不味い部分とか同居している。そもそもの豆の質が悪くとも、淹れ方がうまければ、まずまずのコーヒーになるし、その反対に豆がいくら良くても淹れ方を知らなければ素材は台無しになってしまう。当然上質の豆をプロが淹れればそれは非常にハイクオリティな“香り立つ”コーヒーになるだろう。

ここでなぜ“香り立つ”だけの現象がその上質なコーヒーに生まれるのかを考えてみたい。するとわかってくるのは、上質なコーヒーの上質さとはまさしく空間とコーヒーとの間の境目にしっかりと境界線・つなぎ目としての香りが介在してきていることがわかるはずだ。この香りこそがコーヒーと空間との間をつなぐことでコーヒーは空間に広がり、反対にコーヒーは空間から“空のエネルギー”を吸収してますます軽やかに美味しくなる。

すると、そのコーヒーを飲んだ人物もまた物質的な液体としてそれを飲むのではなく、非物質のエネルギーをも同時に大量に体内に呼び込むことになる。すると、そのコーヒーに溶け込んだ空のエネルギーは体内でどの内臓にもぶつかることなく各細胞や微生物にエネルギーを届けながら全身に広がっていくのである。

そうやってコーヒーは飲み干された後完全にその飲み手にとっての陰の側にまわりオーラとして纏われることになるのである。このようにして纏った上質な波動はその後引き寄せの法則によってさらに継続的に良質なものを惹きつけやすくしてくれる。

このようなプロセスが人の会話をしたり、買い物をしたり、家事をしたりと言った全ての行為によって起きている。そしてその総体として私たちの人生があるのである。だからもし今のあなたの人生が怠く鈍重なようなら、それは今あなたが従事している物事が例えどんなに粗悪な状態に見えたとして、その現象の中から何か良質なものをピックしようとするあなたの抽出する力が少し足りていないのである。

誰でも美しいもの素敵なものから良質な情報を抽出することは簡単にできるが、人生の勝負所はそこではなく、いかにあらゆるところで状況に左右されずに良質な情報を抽出し続けていくことができるかどうかにかかっている。

あなたがその従事した物事から良質の情報を抽出したことに成功したか否かはどうしたらわかるだろうか。それはその日の終わりにあなたの中にどのような余韻が残っているかによってわかるものだ。

あなたが意図的に日々の余韻を操作できるようになれば、もう人生の主権は完全に自分自身に返ってきたといって良いだろう。 


【開催日時】
第10回 「日常統合化メソッド」オンライン体験セミナー
【日時】2019年11月10日(日)21:00〜21:45
【オンライン】zoom

第11回 「日常統合化メソッド」体験セミナー
【日時】2019年11月21日(木)19:00〜19:45
【場所】渋谷ヒカリエ8階MOV


【開催場所】
150-0002 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階
渋谷ヒカリエ8階クリエイティブラウンジMov

【受講費】
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