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生き方の中心に導く「節制」の力とは?

「節制」というのは本当に自分が進めたい物事に
対して力を分散させることなく集約、集中、凝縮
させていく“まとめる力”のことをさす。

人は誰でも一番優先したいと思っているものと
とりあえずのプライオリティとしての
2番目、3番目がある。

ところが多くの人はもっとも優先したいものを
もっとも後回しにしてしまう。

仕事や人間関係の付き合い、
企業が作り出した印象的な
マーケティング戦略、惰性によって
横道に逸れていってしまう。

“これは自分の為になることだから〜”

といって自己説得をかなり強引に作り出し、
自分の選択に“正当性”という大義名分の
後ろ楯を掲げることで
知らぬ間にズレていることも多い。
(ほんとうは誰よりも本人が
自覚しているのだけれど…)

こういった状況下において
「節制の力」を獲得することは
人生を大きく変える要素となる。

逆に言えば節制さえできれば、半分はクリアーだ。
あとは集中して実行していけば良いのだから。

ただこの際、あまりにも節制!節制!
とそれだけに絞りすぎるのも一筋すぎる。

適度に楽しめたり、新鮮な世界に触れることは
結果的に中心ラインの出力を強めることになる。

しかし「適度に〜」という感覚値を
掴んでいることもまた、
節制という中心軸が
機能しているからこそわかるのだ。
社会生活には誘惑が多い。

私たちの意識の一挙手一投足はすでに
外部から恒常的にチャレンジを受けている
のだという自覚を深めていこう。 

社会からのあの手この手の介入、干渉が
私たちの内部に「節制の力」
が育つ前にやってくる。

左右の脇道に乗ってしまう方が
むしろ自然なくらいだ。
でもここで、決して勘違いしては
ならないことがある。

いわゆるギャンブルやお酒などの
具体的な何かが悪いわけでは決してないのだ。
ギャンブルでもお酒でも、
それを自己の中心に置いて

真剣に取り組み、高い領域に
達している人はいくらでもいる。

彼らは彼ら自身の人生の選択に置いて
しっかりと「節制」を発揮して
その世界に置いての一流性を
結晶化させたのだから。

自分のど真ん中に何を据えるか、
そして次に左右には何を気分転換や
バランサーとして配置するか?

これが明確なら、結果は然るべきタイミングで
我々の世界に降りてくる。


今回の私のブログの内容も、
皆さんの意識内において
中心に組み込まれるか?

バランサーとして左右の
どちらかに組み込まれるか?

ここからは各人の自由意志となる。
そしてそのポジションの違いによって
当然、その後の波及効果は変化してくる。

ただ、私個人の希望としては
どのポジションにこの「節制の文章」が
配置されようとも、それが皆さんの
「日常全体の秩序化を促す情報」
になってほしいということである。

皆さん一人ひとりが大切にしたいと思っている
ものが節制が利くことで真っ直ぐに扱われるように
なっていくほど、この世界全体の秩序も増していく。


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