付着物に対しての無自覚
※本ブログは3度繰り返して読んでいただくと情報が有益なレベルにまで浸透します。
自分が自分自身の意識の周りに何を付着させて生きてきたかということはほとんどの人にとっては実に気がつきづらい事実である。その付着物の多さはそれと同一化すればするほど無自覚的になり、そしてその分雪だるま式に増加していくのである。
この通常目に見えない付着物、この場合はっきり言ってしまえばそれは汚物なのだがを本人が自分で自覚し始めた時、大抵初期の段階でそれは3キロほどのお荷物だったと思うものだ。その3キロが取れるだけでも本人の体感はすごいものがある。しかし、実際にそれは本当に初期の段階で実際に本人が抱えてきた付着物は300キロ程度あるのである。だからそれは一見途方もないプロセスに映る。付着物を禊げど、禊げど、それは止め処なく溢れ出してくる。
そうして人は自分がいかに鈍重なまま、お荷物をお荷物と自覚しないままそれまで生きてきたということに気がつくのである。そして、この段階までくると人は自分が表現する一挙手一投足の責任に対してより自覚的になり始める。何気ない会話や思考・感情の流れが少しでも否定的な性質を帯びるということはそれだけまた自ら付着物を自己生産していることに他ならないと知るからだ。
そうやって自己観察による節制が利いてくる度合いによって人は新たに重さを作り出すことなく、より効率よく付着物との分離を進めることができるようになる。しかし、ここでも勘違いされやすいのはその付着物の除き易さである。もっとも根深く頑固なものは当然剥がれるのは最後の最後であり、それまでは表層や中層の付着物を洗っていくことになる。これはあくまで自己が自分自身の醜態と向き合うだけの耐性を作るために必要なことで、もしいきなり自分が自分の人生で生産してきた汚物をそのまま丸ごと見せつけられたら誰だってショックがきつすぎて諦めてしまうかもしれないからだ。
それでなくとも、自己が選択した信念や習慣によってさらに選択した感情や結論に伴った付着物は無自覚が故の重さをどうしようもなく持っているものなのだ。それでもそんな重たくめんどくさい私でもここまでやってこれたのは、誰しもがある程度のレベルでみんな重たくめんどくさい存在だからである。
自分の存在状態を正確に自己推察することは極めて難しいことだ。これができたらもう地球にいる必要がないとも言える。だから無自覚的に他人に迷惑をかけ、またかけられという相互関係の中でみんなすったもんだしながら生きているわけだが、その中で自分自身に直接的に取り組むことは結局のところ自他を救うことになるのである。
あなたが自分を縛り付けていた数々の付着物から自分自身を開放する時、あなたは浮力を回復することができる。それは生まれながらにしてあなたが自分に与えられてきた純粋な資質としての力だ。そしてその浮力の回復に立ち会ったあなたの隣人もまた、相互関係性の中で見落としていた新しい道筋があることをあなたを通して再発見するだけの機会を得ることができるのだ。
自らの無自覚性に気がつき、不必要になったありとあらゆるものを手放す時、自ずとずっと“あなたの帰りを待っていた存在”にあなたは出会えるのである。
【講師】
株式会社サイレントキングダム代表 新妻正幸
【体験セミナー内容】
・日常統合化メソッドの概要の説明
・メソッドが目指す方向性「分岐点・人生の伏線回収」について
・視点・印象・相互関係についての解説
・スライドショー
・プチ瞑想
・質疑応答
【募集期間】
定員になり次第締切
【定員】
残席 9名
※チームや団体での参加をご希望の方は代表者1〜2名でお申込みください。
【開催日時】
第7回 「日常統合化メソッド」体験セミナー
【日時】2019年8月28日(水)19:00〜19:45
【場所】渋谷ヒカリエ8階MOV
残席 9名
第8回 「日常統合化メソッド」体験セミナー
【日時】2019年9月25日(水)19:00〜19:45
【場所】渋谷ヒカリエ8階MOV
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【開催場所】
150-0002 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階
渋谷ヒカリエ8階クリエイティブラウンジMov
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