ましろ

脳の容量少ないから忘れるために遺していく

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最近の記事

「好き」が自分を苦しめる人へ、しあわせな「好き」を

同僚から突然のLINE。 「〇〇さんね、今日1日大変で  疲れとかイライラとかあった感じだろうし  こんなこともあったんだけど…」 それは同僚の、上司から言われた言葉が 少し引っかかってしまった、という内容だった。 すぐさまなんと言葉を返すか考える。 「気にしなくていいよ」 「そんなときもあるよね」 「そうやって気遣えるのすごいね」 いろいろ浮かんだ言葉はあったが、 どれもしっくり来ない。 わたしが伝えたいことはなんだろう。 以前から月1程のペースでランチなど 一

    • "黙秘権"を教えてくれた、教師の卵たちへ。

      職業柄、自分の気持ちを聞かれることがある。 その時わたしはいつも言葉に詰まる。 (言ってもいいのだろうか。) ふと、学生時代の自分を振り返ると 必ず思い出すことがある。 今でもわたしを苦しめる、 大学1年生での出来事。 「なんとなく」で応募したサークル。 めんどくさくて抽選会は帰った。 けれどその日、駅で見知らぬ電話番号から 当選報告を受けた。 サークルに入って初めて関わる大学の先輩は、 1ヶ月経たない前まで高校生だった自分には とんでもなく"大人"に見えた。 そして出

      • 変わらないで。「嫉妬のレヴュー」

        好きなアニメがあった。 近いうちに公開する予定のnoteを書くため 調べ物をしていてふと目にしたタイトル。 あぁ、これ、わたしが"好きだと思えた"ものだ。 「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」 歌劇という表現活動、すなわちミュージカル。 そしてスタ"ァ"というレトロな表記。 そこにそそられ興味を持った。 わたしがこの作品で「アツ…」となったのは 第5話、第6話、第7-8話。 今回は第5話に触れていきたいと思う。 (他はただオタク的感情なのでまた機会があれば) 《以下、

        • 存在意義を捨てる。「刀ピークリスマス」から学んだ"諦念"

          「刀ピー(もしくはピー刀)」。 おそらく自力では辿り着かなかった界隈。 いや、辿り着いていたかもしれないが 深掘りはしなかったであろう界隈。 仲良くなりたい後輩との話題作りに 調べたVtuber界。 その子の推しを知りたくて調べた ROF-MAO、そして剣持刀也。 見事に興味をそそられた。 そして知った「刀ピー」の存在。 個人勢Vtuberのピーナッツくんと にじさんじ所属Vtuberの剣持刀也、 この2人のコンビ名とでもいうのか、 まとめた呼び名が刀ピー(もしくはピー刀

        「好き」が自分を苦しめる人へ、しあわせな「好き」を

          孤独は"2人きり"

          一生引きずってやる。 だって、傷ついたきみが、あなたが、 そう、"その瞬間のわたし"がかわいそうじゃないか。 引きずらないで、解決して、昇華して、 「綺麗さっぱり無くなりました。」なんて、 誰が許すもんか。いや、誰かが許しても わたしは絶対に許さないからな。 そんな思いで生きている、と最近思う。 先月半ば、まさか自分がというもので コロナウイルスに感染。 5日間の出勤停止。 実家から県外に出て一人暮らし。 職場関係は悪くないものの 気軽に声を掛ける勇気も無く、 た

          孤独は"2人きり"

          櫻坂46「Start over!」に込められた"力強さ"

          そう、やり直せるなら何だってできる。 やり直せば 起きてしまった失敗を防ぐことができる。 やり直せば 掴んだ成功の栄華を再体験できる。 やり直せば 分岐点から全く異なる道を歩むことだって、 経験から生み出された道を歩むことだって、 何だってできる。 …はたして本当にそうだろうか? これは問いなのだ。 「Start over!」という楽曲における 『やり直しとは何なのか』という大きな問いである。 では、具体的に何を問われているか? それは「そこに意志はあるのか」とい

          櫻坂46「Start over!」に込められた"力強さ"