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デザイン未経験から1年でフリーランスになるまで

こんな方におすすめ

・未経験からデザイナーを目指している方
・これから副業を始めたい、あるいは既にやっている方
・フリーランスを目指している方

なんでフリーランスになったの?

自分が目指しているUXデザイナーになるためです。
前々職のスペイシー(https://www.spacee.jp/)でカスタマーサポート業務をやっていた際に、UX設計の重要さを痛感した原体験から、自分でUX改善をやりたいと思うようになり、スキル0・未経験の状態から営業からWebデザイナーとしてキャリアをスタートさせました。

2人の上司からフィードバックを貰える有難い環境だったので、毎日実務を通して、スキルやデザイナーに必要なマインドセットを学べていたのですが、突然人事異動命令が出て、コンサルタントとして営業をまたやることになってしまいました。
UXデザイナーになるために100万自己投資して、学校にも通い、0からキャリアを再スタートさせたのに、これじゃあかんということで、部署移動してから2ヶ月で退職する運びとなりました。

どうやってフリーランスになれたの?

最初はとにかく量をこなすことが大事だと考えていたので、経験値をたくさん積むために、個人でも仕事をするようになりました。
仕事の時間以外はほぼ仕事をしていたので、月で最低でも300時間以上は働いていたと思います。

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自分の会社経営もしながら、僕の面倒を見ていてくれていた営業時代の上司が、デザイナーになった噂を聞いてアドバイスをくれた言葉が影響を受けた。

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最初はデザイナーになったことを信じてくれなかった笑

個人で案件を請け負うようになってから、約半年ほどで副業収入が本業を超え始めてきたので、確定申告せなあかんということで、開業届けと仕事用の口座をつくりました。

確定申告をしておかないと「加算税」「延滞税」などのペナルティが課税されるので、最低限以下のことはやっておくと良いでしょう。
・個人開業届けと青色申告承認申請書を最寄りの税務署に提出する。
・仕事用の口座をつくる。
とりあえずこれやっておけば、フリーランスになる下準備は整うかと。

副業ってどうやって始めるの?

僕の場合は100%友達か友達の紹介でお仕事を頂いていました。
クラウドソーシング系のサービスは一切使ったことがありません。

ただ仕事を獲得していく上で、ポートフォリオは必須になるので、自分でトレースしたデザインや趣味でつくったものでもなんでも良いので、アウトプットとそのプロセスを可視化していくことをやっておくと良いでしょう。
以下の記事はとても参考になりました。

え、結局人脈??

人脈がなくても、チャンスを得やすくする努力は誰にもできると思います。
具体的に僕がやっていたことでいうと、友達の脳内検索でデザイン関連の指名検索があったときに「デザイナー あっくん」というキーワードが上位になるように、意図してデザインできることをアピールしたり(笑)、学校でつくった作品をSNSで発信するなどやっていました。

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これが功を成したのか、実際に多い時で月に10件ほど相談が来ることもありました。

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最高のデザイナーになれるよう、もっと努力します!!

自分の好きなことを発信し続けるのが最強説

知り合いでCocoda!Daily UIをやり続けて、発信していくことで、営業職からデザイナーになった最強の方達がいるのでご紹介させて頂きます!

かすみさんデザイナー歴2ヶ月弱でゆうこすに声かけられるとか普通に凄すぎる、、

ダンサー時代の原体験から

18の時に、ボランティアで後輩にダンスレッスンしたり、個人でワークショップを開催したり、レッスン動画をFacebookでアップし続けたりしていたら、ダンス部の専属コーチとしてオファーをもらったり、仕事としてインストラクターや振り付けを任されたりするようになったことがありました。
ここでの原体験から、
・好きなことをやり続けること
・それを発信し続けること
によって自分の好きなことや、やりたかったことが仕事に繋がるんだということを学んだので、やっぱり自分の好きなことや、やりたいこと、自分が熱中できることを発信し続けるというのが最強なのではと思います。

年収11億超えのトップユーチューバーHIKAKINもスーパーの店員時代、毎日ビートボックスの動画作りをしていたことは有名な話。

他になんか方法ない?

スキルが既にある方であれば、副業系のサービスに登録するのもアリかと思います。
周りではYOUTRUSTシューマツワーカーを使ってる方が多いですね。

副業・フリーランスの人口増加とともに、副業系サービスが今後どんどん増えていく流れはしばらく続きそう。

一億総フリーランス時代へ

先月、内閣府が初めてフリーランスとして働く人の数を推計しました。
就業者全体における本業がフリーランスの人の割合は3%程度とまだまだ少数派な印象ですが、政府はフリーランスの実態を把握することで今後の政策に役立てる方針だそうです。

またForbesによると、アメリカのフリーランスは2020年までに全労働者の50%に達すると予想されています。なんと二人に一人!?

これからフリーランスはどうなっていくの?

会社という一つの枠組みだけでなく、プロジェクト単位で働く人が増えて来るというのが大きな流れとしてあると思っていて、
複数のコミュニティを自由に越境するフリーランス同士が集まり、ギルド型組織が形成されていく方向性に向かっているんじゃないかなというのが個人的な見解です。

フリーランスが増えることで、ソロプレイヤーはたくさん生まれるけど、結局一人よりチームで動いた方がお互いの知見が共有できるし、苦手な領域も補完できて生産性上がるし、より大きなことを成し遂げることができるので、ビジネスインパクトも大きいよねとも捉えることができるかもしれません。(間違った捉え方でしたらごめんなさい)

先駆者のTHE GUILDを始め、STANDARDブルーパドルUnthem、そしてBasecampもギルド型組織になったことは記憶に新しいですね。

これからどうするの?

今はクライアントワークと今年リリースを控えているプロダクトづくりに励みつつ、UXデザイナーになるため、実績ベースのプロセス型ポートフォリオを絶賛製作中といったところなので、直近ではスキルを磨いて、実績を積んでいく動きをしていこうと思っています。
フリーランスもあくまで手段でしかないので、一生フリーランスを続けるつもりはありません。

最後に

最後までご覧頂き、感謝致します。
これからデザイナーを目指す学生、副業を始めたい方や、フリーランスを目指している方に、何かアクションを起こすきっかけになってくれたら嬉しいです。
以上、デザイン未経験から1年でフリーランスになるまででした。

有難うございました。


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