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ゴールから逆算して臨場感あるプロセスを描く

セミナーやワークなどで、ほんとうにやりたいことを捉えることができた場合には、スコトーマは既に外れていると言っていいでしょう。そして、ゴールを設定することの目的は、スコトーマを外すことではなく、ゴールに向けて、いま、ここ、を自分軸に沿って生きることに移っているでしょう。

では、そのようなゴールをどのようにイメージすれば良いでしょうか。自分軸に沿って、例えば10年生きたとき、どのような姿でいたいでしょうか。そのありたい姿を描いてみましょうか。

例えば、近郊に居る不登校の子どもたちを集めて、心理的、身体的、知的、社会的なケアをするという自分軸を立てたとき、10年後にはご自身は、その事業は、不登校の子どもたちは、卒業した人たちは、学校は、行政は、どのように変わっているでしょうか。

(引用はじめ)
10年以内にビル・ゲイツを越えるというゴールを設定するなら、ゴールの5年前には株式の店頭公開、8年前には基幹ソフトの開発、それなら今、会社を興しているはず・・・と、途中経過のイメージを未来側からつくり、土台となる未来の記憶を持ちましょう。(中略)

ゴールから逆算してプロセス化した未来の記憶を作り、「今、こうあるべき自分」の姿に、臨場感を持たせていけばよいのです。
(苫米地英人、ビジネスで圧勝できる脳科学)

苫米地さんの例では、10年でビル・ゲイツを越えるというゴールが設定されていますが、ゴールは高ければ良いというものではなく、低くても良いものでもありません。ゴールの高さを細かく刻んで、ご自分の腑に落ちる高さがどこに有るか、丁寧に検討することが必要になってくるでしょう。それが、未来の記憶に臨場感を持たせることにもなるでしょう。

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