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周囲の刺激に敏感「HSC」「HSP」

ドンキの圧迫感溢れる店内が苦手なのは自分が「HSP」だからなのかも...と昨日の日記で書いたのですが

このHSPとはいったいどんなものなのかと言うのが、昨年11月に『周囲の刺激に敏感「HSC」』として新聞に載っていました。

2018年11月14日 毎日新聞

生まれつき周囲の刺激や他人の気持ちにとても敏感な子どもを「ハイリー・センシティブ・チャイルド(HSC)」、大人を「ハイリー・センシティブ・パーソン(HSP)」と呼んでいて、主な特徴として下のように書かれていました。

主な特徴
・音、におい、光、肌触りなどの刺激に敏感
・人が集まるところや騒がしいところが苦手
・細かいことや変化に気がつく
・慎重で、状況をよく観察してから行動する
・突然の出来事や状況の変化が苦手
・他人の気持ちに敏感で人の気持ちが分かる
・直感力に優れ、感受性や想像性に富む

私も子供の頃からスピードの出るものが苦手だったり、人の言葉に敏感だったりと何かしらで毎日泣いていた気がします。中学生くらいからはずっと原因がわからない頭痛に悩まされていたのですが、おそらくこれにより刺激だったのかなと思いました。

早くにこうした概念を知っていれば対策ができたのかもしれませんが、HSPは「臆病だ」「本人の性格の問題」「我慢が足りない」などで片づけられてしまいがちです。

医学的定義がなく医療機関では診断を受けられないのですが、世の中が

・人によって敏感な部分や苦手なものなど様々あると知る。
・それを無理強いしたり馬鹿にしたりしない。
・苦手なものをためらわず言いやすい環境づくりが大切。

みたいな感じになればHSPやHSCだけでなく、類似性がある発達障害の方、そして誰もが暮らしやすくなるのではと思います。

運営している自助グループで開催している「にじのこころカフェ」では多くの方にお越しいただいています。うつ病をはじめとする精神疾患、発達障害の方により話しやすく、そして疲れにくい空間を作れるように取り組んでいきたいと思います。

集まりなどに参加される方で配慮してもらいたい事がありましたら、事前に何なりとお申し出ください。またこちらからもお伺いする事もありますので、遠慮なくお話してください。

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