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日記(147日目)最終週、大晦日

【変】何となく日記、ただし、主テーマは再就職。・・書くことを続けたいので・・。

12月31日日曜、大晦日。夜から降り出した雨が上がり、天気予報が外れる。
今日大晦日から新年2日ぐらいまでは晴れそうだ。それよりも気温が異常だ、8時の時点で13℃もある、暖かい朝。
今日は、実家恒例のそば打ちの予定だ、天気が持ち直したのは何より。昼前にはまた出かける予定。いよいよ年越しだ。

角松も雨に洗われて、

いつもの日課のウォーキング、近所歩き脳梗塞後遺症自己リハビリ
8時過ぎ。いつものコースを1週のみ。路面が濡れていて茶畑からは湯気が上がっている。暖かい。歩きは自然体。

晴れて暖かい、体が動きやすい

朝のNHK BSで大谷選手の特集が流れていて、視ていて気がついたら8時を過ぎていた、出遅れてしまった。
まぁともかく、桁違いの日本人が出てきた。
二刀流が華開いた一年、ピッチングは力むところが素人目にも見えるが、バッティングはホントに力が抜けて、すっと振り抜いたものが逆らわない打球でぐーーんと伸びていく。吉田選手の小さな体から切れ味鋭くはじき返される『居合抜き』のような打球も見事だが、大谷選手の堂々としたスタンスから放たれる自然体のホームラン(一方で、バットをぶつけるようなものも豪快で圧巻だが)の凄さに見とれた

自分自身を振り返って、普通のありきたりの当たり前が、大晦日に突然失われ、それを取り戻す甦りの一年だった。立つことすらできない食べることもままならないところからのスタートだった。入院中は病院スタッフの指示、指導に従って汗をかいていただけだが、いろいろ回復。一時は寝たきりとなり、体力も筋力も精神力も全て失ったのだったが、一歩ずつ取り戻す
出足最悪だったが最後には運良く、普通に近い年越しに間に合った。

4月末にはお陰様で何とか退院し、嫁さんのいる鹿児島に7月から住み始めた。意外と早く社会復帰できるかと、元に戻れるかと想像したが、ここからがもどかしい半年でもあった、後遺症との闘い。今も続く。

戻りつつある体力や焦りが、いったん協調性を失った関節、筋肉を空回りさせ、痛みを生み、壊れた脳による疼痛、崩れたバランス、フラつきは治らない。体力さえ戻れば(自然と)治るという考え違いをしていた。
直すために固めて力んでいたところを、逆に柔軟性を高めて力を抜いて、正しく協調した動きが無意識に行われるように少しずつ。壊れた脳や失われた健康による不自由、思い通りに行かない体になってはじめて分かる、当たり前の有り難み。

就職、いわゆる完全な社会復帰は来年に持ち越しになったが、いろんな力みを少し抜いて、無意識の歩きとかバランスとか、柔軟性とか。物理的な面だけでなく精神面でも力まずにやっていこうかなと。
発症前よりも健康体でしなやかな体になって、来年はいろいろ、少しいい年にしたい。

良い年を(1082文字)


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