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苦境に陥った「これから」の俳優たちを助けるクラウドファンディング始めました。松本まりかさんも賛同し、参加してくれています。

新型コロナウイルスが世界的に拡がり始めてから20ヵ月。
地球全体で死者は累計で430万人を越えています。
いくつかの国は押さえ込みつつあり
いくつかの国はいまだ苦戦を強いられています。

我が国は、残念ながら、
いまだ苦戦を強いられているほうの1つ。

苦戦どころかピークですらある。
医療現場は一番キツイ状況が続いているはずです。

この度
あるクラウドファンディングを始めました。
医療現場ほど、きつくはないにせよ
アーティストたちが「きつい環境」に、
「厳しい状態」に置かれているのは周知のことと思います。

名のあるアーティストたちはまだいいです。
どんなに悲惨な状況でも映画やドラマは作られ
彼らの活躍の場所は「ある」からです。

しかし、
「これから」活躍しようとしたり
「これから」名をあげようとする
「これからの人たち」に与えられる場は
本当に「少なく」なりました。

僕、松枝佳紀は、アクターズ・ヴィジョンという
「これから」活躍したいと思っている俳優たちの
チャレンジの場を運営していますが

彼らが
困窮していくさま
活躍の場所がなくなり日々に追われていくさま
彼らの「いま」が奪われていくさま
をずっと見てきました。

「どうにかしたい」
その思いを三島有紀子監督に話すと賛同してくれました。

「みんなで、「いま」を残す映画を作って、
 彼らが芝居をする場所を守り、クラウドファンディングして
 なんとかお金もまわしましょう」

今回参加してくれたのは
荒野哲朗
池田良
大高洋子
長田真英
加茂美穂子
小西貴大
佐々木史帆
清野りな
田川恵美子
長谷川葉月
畠山智行
平山りの
舟木幸
辺見和行
松本晃実
宮崎優里
八代真央
山口改
吉岡そんれい
(あいうえお順)
19人の俳優とその家族や友人たちです。

このような状況ですから
集まって映画は作れません
各自、それぞれが自分の実体験を下に
脚本を書き、カメラを廻し、撮影をしました。

皆から届く「物語」はみな胸に刺さる物ばかり

演技の仕事を失いウーバーイーツで働くしかなくなった俳優
仕事を失い欝病になり引きこもった夫と暮らす女優
人生初の主演映画の上演が延期になって家にテント張る女優
仕事が少なくなり子育てを手伝う俳優
などなど

そこには「健気に生きる彼らの日常」が映し出されていました。

しかも、言っちゃなんだけど
「面白い」
辛い日常が「辛いだけか」と言ったらそうでもなくて
そんな中にも「楽しみ」があったり「笑い」があったり・・・

でも、深いところで何かを「我慢」している。

そんな
コロナによって「いま」を奪われた「物語」がたくさん集まりました。

それを、1つにまとめる編集は
これから三島有紀子監督によって始まります。
人間のおかしみとかなしみを見つめ
数々の傑作をつくってきた三島有紀子監督
この19人の人生をどのようにまとめるのか非常に楽しみです。

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また、今回、19人に「共通の課題」として
それぞれの「物語の最後」に
ある「事件」に出会ってもらうことにしました。

それは、まったく見知らぬ人の哀しみ
 ~ どこからともなく聞こえてくる泣き声 ~
出会うということです。

その声を聞いたときに19人それぞれがどうなるか
これはどうなるか各自決めずに、実際に起こったことを撮っています。

「泣き声」を担当してくれたのは松本まりかさんです。

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苦境にある俳優たちの現状をなんとかすると言うコンセプトに賛同して
今回無償で参加をしてくれました。

あの松本まりかさんですよ!
この「泣き声」の凄さったら無いんです。
聞いていて鳥肌が立ちました。

この
すさまじい松本まりかさんの哀しみの声に出会ったとき
皆に何が起こるのか

楽しみにしてもらいたいと思います。

ぜひ
この作品を見たい方
「これから」の俳優たちを応援してくれる方
多数のご協力を得たいと考えています。

みなさまよろしければ
クラウドファンディングにご協力いただき
この作品を手に取ってもらい、目にしてもらえれば嬉しいです。

期待してもらって良いと思います。

クラウドファンディングの詳細は次からご覧ください。
https://camp-fire.jp/projects/view/458173

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