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アメリカ大学院合格までの道のり : 推薦書編

アメリカ大学院出願の際に必要になる推薦書。日本の大学ではあまり馴染みが無いかもしれませんが、かなり重要になるそうです。

書く人は、本気で推薦する人物がどんな人なのかを表し、受け取る側はそれを本気で読む。日本によくあるお世辞の世界とは違う。

と、僕と同じ研究室にいる筑波大名誉教授の先生がおっしゃっていました。


何通必要か

大学によって提出する推薦書の数は異なりますが、だいたい3〜4通です。

僕が出願をした、

コロラド大学ボルダー校の航空宇宙工学専攻は4通

カリフォルニア大学デイビス校は3通でした。

4通は多い方だと思います。

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誰にお願いするか

僕の場合は

1. まずは自分の指導教員に第一にお願いしました。

2. そして、筑波大にはクラス担任という制度があり、早期卒業や海外留学などについて担任の先生に以前から相談していました。なので、その先生にお願いしました。

3. 学部長にお願いしました。当時は自分が所属する学科の先生がやっていた事、その先生の研究室から以前にアメリカの大学院に学生を輩出していた事、4通も提出するので、その中の一つには学部長という立場の方にも推薦書をお願いすると良いのでは無いかという事が理由です。

何度か授業を受けた事はあるものの、推薦書のお願いをするまでは直接話した事はありませんでした。ただ自分の志望校の話をしたら、実際に先生も訪れたことがあったらしく、貴重なお話が聞けました。

3通だけ必要なUC Davisにはこの3人の先生にお願いしました。まずは、関わりが深く、自分の事を理解して下さっている先生にお願いするのが良いと思います。

また、共同研究などをやっていて、共同研究している機関の人と学業的側面で深い関わりあればその人にお願いするのも良いと思います。

4通必要なCU Boulderには、加えて、

4. 自分が所属する研究室にいらっしゃる名誉教授の方にお願いしました。以前から留学や研究についてアドバイスをもらっていたからです。


推薦書のお願いをする時は、各先生に連絡をし、必要であれば面談をして自分について、何故その大学を志望したかについて伝えました。

僕は2校にしか出願しなかったのですが、日本人は8〜10校くらい出願する人も多いみたいです。中国人は20校とか出すっていう話もよく聞きます。

多く出願すればするほど推薦書をお願いする数も増えるので、先生方の負担も増えてしまいます。しっかりコミュニケーションを取って、期限などに注意をして取り組みたいです。

僕の場合は、どの先生も一から書き上げてくださったのですが、草案を書いてお願いしたほうが親切だと思います。(色々と余裕が無かったので、もし草案を渡してくれと言われたら書こうと思っていました...)

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もし、自分が志望している大学とコネクションがある先生がいたら、積極的にアプローチして、推薦書をお願いすると良いと思います。僕は全く持っていませんでしたが、コネクションが超大切らしいです。


推薦書の提出プロセス

出願は各大学でインターネットアカウントを作って、一つ一つ入力したりアップロードしたりするのですが、その中で、推薦者の名前や自分との関係、メールアドレスを登録します。

すると自動で推薦者にメールが送られ、推薦者が推薦書を書き終わったら自分を介さずに直接大学にメールで提出するという形です。

推薦者を登録する際に、「入学後に推薦書を見ることができる権利を剥奪するかどうか」聞かれます。普通は剥奪するを選ぶようです。


推薦書については以上です。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


以前まで、UC Davisの推薦書は2通だけだと記述していましたが、振り返って見た所、実際には3通必要で、3人の先生にお願いしていました。そのため、この記事の内容も少し修正いたしました。失礼いたしました。

P.S. 推薦書を書いてくださった先生方、本当にありがとうございました。

僕はnoteをここまで読んでいもらえただけで、とてもとっても嬉しいです! サポートが頂けたら、今現在在籍中のコロラド大学ボルダー校での大学院留学の資金にさせていただきます🇺🇸応援ありがとうございます💪🏼🚀