本当の自分より「相手にうざがられない自分」を優先してしまう
素直な人はかわいい。
怒るし、泣くし、そしてよく笑う。
相手がどう受け取るか、よりも、そのとき感動したこと、嫌だったことをすぐに伝えられる。
これは子どもが愛されることと同じような原理なんだと思う。
子どもの気持ちや愛情には、したたかな思いなどはない。すべて、素直なその時のリアクションが表現されているだけ。
いつからだろう。
他人の顔色をうかがったり、その場の空気を読んだ気になったりして
「腹を立てない大人な自分のふり」をし始めたのは。
きっと
クラスメイト全員を順にいじめのターゲットにしていた同級生の存在とか
大好きな姉が進学とともに実家を出たときの孤独感とか
過去の人間関係でひどく傷ついたこととか。
挙げだしたらそれっぽい理由なんていくらでも出てくる。
私は自分に自信がない。
漠然と、
未来も、そして今もこわい。
だから、本当の
わがままで弱虫でめんどくさい自分を出したら
「うわーうざーい。もっと物分かりいいと思ってたのに。めんどくさいからこの人とはもう遊ばないでおこう」
などといろんな人に思われる気がして、それに恐怖している。
でも、それが逆に
建設的な話し合いができないとか、私が何を考えているのかわからないとかいう
よくない状況を作っていることもわかっている。
結果的によくないことを生み出すことが見えているのに、見放される恐怖から身を守ろうとして、怯えて逃げ回っている。
今はなにも解決法など見つけられなくて、やっぱりまだまだ毎日がこわい。
こわいなぁ。
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