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僕と吃音

こんばんは!毎日投稿18日目です。本日は「僕と吃音」について話していきたいとおもいます。

吃音症

僕は、吃音症に中学2年生頃から発症しました。いきなり、今までとは違うテイストの始まりですがよろしくお願いします。

吃音症とは、通常の流暢さと発話の流れに頻繁に問題を伴う言語障害になります。種類としては、3種類存在します。

音のくりかえし(連発)、例:「か、か、からす」


引き伸ばし(伸発)、例:「かーーらす」


ことばを出せずに間があいてしまう(難発、ブロック)、例:「・・・・からす」


上記のような、発話の流暢性(滑らかさ・リズミカルな流れ)を乱す話し方を吃音と定義されてます。分かりやすくいうと、伝えたいのに伝えられないという状況によく陥ります。

就活と吃音

就活に吃音は天敵とも言えると考えます。初めて会う人に、どうにか自分の考え、人間性をアピールしたい!でも、吃音が出て、何も出来ずお祈りメールが来る、もう何度も経験しました。だから、今まで内定がない状況になっています。正直、面接官は何も悪くありません!だって、吃音って自分から伝えていないのですから。ただ、緊張しまくって空回りしている学生なんだなと見えるだけでしょう。

吃音とは、言いたいんですけど、なかなか言う機会はありません。ただ、受かる理由も落ちる理由も、吃音のせいにしたくはない!っていう思いは強いんです。

リモート面接と吃音

リモート面接に切り替わって、わりと吃音は出なくなっていました。リラックスしているからかなって思ってました。しかし、先日、第一志望の企業の面接がありました。

時間は10分。その時間でどうにか印象に残るようにアピールしなければなりません。「自己紹介と簡単な自己PRをどうぞ!」と聞かれ、

よしやるぞ!「・・・・・・」5秒間の沈黙が流れてしまいました。はじめましてが言えなかったんです。自分の名前もどもりました。最悪のスタートでした。そこから、回線が3回くらい途絶えて、ちぐはぐした状態で何度も吃音も発症しました。

あぁ〜、終わった、、、誰がどう見ても落ちる

この日のために、資料も自分で制作して、エピソードも何個もこしらえて、将来像も明確にして挑んだのに、何も伝えられなかったです。

悔しさすらこみ上げてこなくなりました。

ただ、自分の力でを出し切って、言いたいことを言えて、それで企業の方針や周りが良くて落ちるならまだマシです。

その前段階で、何も伝えられず落ちるのが、ただ呆然としてしまうだけです。

この日のために、努力したことは結局吃音に打ち破れるのか!いや!吃音のせいにするのは違う!それを超えるくらいの自信と準備を怠った自分の責任かもしれない。

その日は何も出来ませんでした。でも、涙だけは流れてきませんでした。

これからも吃音

今は、仕方ないと割り切ってます。これから面接でも弱みを聞かれたら「吃音症」のことを喋りたいとおもいます。何でしょう。逃げたくないって気持ちが強いんです。

吃音が疎ましく思っていたこともあったし、憎いときもあった。でも、共存していくものかもしれないと思うときもあります。ただ、ただ向き合うんだなって!

これから、しばらくは吃音のことについて書いていこうと思います。よろしければぜひ読んでください。

100人に1人は吃音症を幼少期に発症し、ほとんどは自然に完治していくそうです。でも、僕は中2に発症しました。それは今でも治りません。そんな人が、まだまだたくさんいると思います。もしかしたら、みなさんの友人も吃音の人がいるかもしれません。無知よりかは、少しでも知るのは良いのかもしれません。よろしくお願いします。

本日もありがとうございます😊

また明日!


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