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⑨疲労の話

こんにちは、あるいは、おはようこんばんは。
お久しぶりです、楠木です。

今回は、
豆腐メンタルすぎる私が心療内科・精神科のある病院を受診した話 ⑨疲労の話
です。

異様な疲労感

専門学校で3年、入社してからもうすぐ2年、この業界に身を置いて5年目の夏のおわりことでした。

疲労で何もできない日が徐々に増えました。
片付けができない、ゴミをゴミ箱に捨てられない、皿をシンクまで持っていけない、と、昔からのズボラで悪いくせが出たと思っていた。
そのうち、開けた引き出しを閉められない、脱いだ服を吊るせない、洗濯物を干せない、風呂に入れない、歯磨きができない、休日に一歩も部屋から出られないどころか布団からも起き上がれない。
そんな生活をしているうちに頭痛、吐き気、目眩、寝ても寝ても眠い……と身体はどんどん衰弱していった。(当時は衰弱していると思っていなかった。痩せるかもラッキーくらいにしか)

出先でも疲労で寝てしまう日が増えた。カフェでも公園のベンチでも、とにかく座って目を瞑って眠らないと持たない。余計外に出るのが億劫になった。

流石に異様だと自分でも思った。

出勤ができなくなった

しばらくすると、出勤ができなくなった。
職場に行ったら待ち受けている仕事や人間関係を思うと涙が止まらなくなって過呼吸のような症状が出る日があった。
仕事を思うと手が止まってしまい、乗る予定の電車に間に合わなくなった日もあった。泣きながら同僚に電話をかけて車で送ってもらって出勤した。

段々と症状はエスカレートして、仕事に行く前に自傷行為をするようになった。

これ以上出勤できないと思って、両親に仕事を辞めたいと相談した。
意外にも怒られることはなく、心配していろいろアドバイスをくれた。
現在通院している精神科で診断書をもらい、休職すること。その間に仕事を辞めるか続けるか考えればいい。

診断書。休職。目の前が明るくなった気がした。
その旨を病院の先生に相談し、適応障害で診断書を書いていただき現在は休職している。
仕事に行っていない以外は元気に過ごしている。

おわりに


何が原因なのか、職場にパワハラやいじめがあったのか、色々聞かれていつも返答に困っていたが、私が仕事に行けなくなった理由は最初は単純に疲労なのだった。

疲労を侮ってはいけない。
日常生活を送れないほどの疲労は正常じゃない。
すぐにでも仕事・学校その他もろもろを休むべきだ。

今日は私の体験をここまで記しておしまいにします。読んでくれてありがとう。
読んでくれたあなたが早く元気になりますように。

楠木

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