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アマプラ限定配信「ムーンフォール」鑑賞。考えちゃだめ

月が地球に落ちて来る!どうするどうする!のディザスタームービー。懐かしささえただよう。本当に最近の作品?金曜ロードショーっぽくて好き。

主な登場人物は3人。1人目はハル・ベリー演じるジョー・ファウラーは、元宇宙飛行士で、別れた夫との間に息子がいる。2人目はパトリック・ウィルソン演じるブライアンは元同僚。彼は昔こそ英雄扱いされたが10年前の月での失敗で仲間を1人失い、今は無職で家賃も払えないほど落ちぶれていた。彼にも反抗期の息子が1人いる。
そして3人目はジョン・ブラッド演じるK・C・ハウスマン。月に巨大建造物がある!などと言い出す自称:博士の陰謀論者だが、作品の影の主役。この人がいたおかげで庶民もいち早く月が落ちてくることを知ることができた。家族は認知症の母ひとり。

この凸凹コンビ3人で月に挑み、思いがけず人類誕生の秘密を知ったり、人工知能の暴走から逃げたり。

どうする!?

Googleテレビ消せ?え?そこはAlexaじゃないの?

この作品、Amazon prime限定配信でして、つまりはAmazon。Amazonと言えばAmazon Alexaじゃないんだ?と思いつつ。

しかし、あえてのGoogleだったのだろうか。ムーンフォール、単に月が落ちてくる何とかしないと!だけじゃなくて、人工知能がキーになっているんです。AIの暴走。地球で当たり前のように使われているGoogleアシスタントもいつの日か暴走する意味で、敢えてのGoogleだったのかも。

1人が残り、人工知能を滅ぼし月の軌道を戻す必要がある。

自称博士のK・C・

ラスト、月の軌道を戻したりAIを破壊するには、AIを有機体で誘いこみ、爆弾スイッチを押す必要がある。有機体=人。誰がやるか。noteの冒頭で、三人の紹介を描いた。ジョーとブライアンには子供がいる。家族が待っている。でも、K・C・にはいない。(正確には母親がいるが認知症で忘れられたり。)

自ら犠牲になるK・C・。。複雑。待つ人がいないとそういった決断になるのだろうか。しかしラストの展開、続編ありなのか??


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