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結婚するのは愛する人がいい?愛してくれる人がいい?

もう今までに何人もの人が議論してきたテーマを書いていこうと思う。

「女性は愛されて結婚する方がいいのか、愛した方がいいのか問題」(どーん!)
もともと、
「結婚する人は二番目に好きな人がいいのか」問題を取り上げようと思っていたのだが、よく考えてみれば、これまでの人生の中で「二番目に好き」という概念が私にはなかった。常に好きな人は一人。好きじゃなくなってしまえば、さあ二番目の人!とかない。また好きな人が出てくるのをじっと伺うのみ。二番目、三番目!と次々いる人のほうが人生忙しくて楽しそうではあるけどね!笑

私、親からずーっと「愛してくれる人を好きになったほうがいいよ」と常々言われてきました。私の叔母が、まさに「愛してくれる人」と結婚したんですが、本当に幸せそうで。その日々を間近に見てきた母は、人生の正解はこれだ、と言わんばかりにまさに洗脳のように私にとうとうと話してきました。

まあ今年結婚する私の人生の結論はというと、
「好きにになった(多分好きの度合いは私のほうが強い)人と結婚する」。
洗脳ちっともきいてねぇ。

でも、前にお付き合いしていた彼はまさに「愛してくれる」人の方でした。
そんなにしょっちゅうするもんではないですが、彼に対して何かしら怒った時は、本当にたまに、「前の彼氏だとそんなこともなかったのか?」と思ってしまう時もありました。冷静な時は「全然そんなことないよ」と思うんだけどね。だって、それを上回る嫌な所があって別れたわけだから。
そういう意味で、母からの洗脳はある意味屈折した形できいているのかもしれません。

話が少し飛ぶのですが、高校生の時からずっとブログなどで追っている一人の女性がいて、今でも彼女のブログを読むのですが、
その彼女にお子さんが生まれた時に「今まで後悔した選択とか、あのときああしていれば、と思う時があったけど、息子が生まれてきてくれたおかげでそれがなくなった。その選択を間違えてしまっていたら、息子には会えていなかったから」と書いていて、とても感銘を受けた。
彼女の場合は、全ての選択が肯定されるのが息子さんだったわけなんですな。でも、これって自分にも当てはまるなと思って。

私は結婚願望がある方だったけど、一方で自分の女子力とかに自信がなかったので、今の彼が私と結婚してくれるという選択を提示してくれたときに「大学受験を失敗したのを筆頭に色々あったけれど、なんだか報われたな」と思ったのだ。こんなこと思うのは、結婚間近ほやほやな今だけかもしれないけど(というか、先輩方の話を聞いているとその可能性が高い笑)、一度でもそう思えることが出来たのは幸せだった。

前の彼氏は、何でも私の言うことを聞いてくれたし、
ほんとうに私最優先、という人だったのだけど、弊害ももちろんあって
毎日、朝夜の電話があったりと重すぎて別れてしまった。

一方で、今の彼氏は、私からアプローチしたこともあり、幸せいっぱいの時間をくれることもあれば、
「ん?私より自分優先じゃね?」と思うこともあり笑
まだ今ほど達観していなかった私は(今もまだ未熟者すぎるが)、
そのたびに、今の彼でいいのかと思うこともありました。

でも、結論、すきだから仕方ねえ。
いや、のろけかよ、と思われるかもしれないけど違うんです。

結局、「好きだからまあいいか、と思う」ことか、
「何かしてあげたいと思う時に見返りを求めるのが根本的に違う」
ということに気づき、そこからぐっと楽になりました。
何かしてあげて、喜んでもらえたら嬉しい。
ただそれだけのシンプルな行動でいいじゃないかと。
あげたからその分ちょうだい、って、相手は本当に欲しているのか。そうじゃなくて、私がしてあげたいからする。それでいいじゃないかと。見返りがほしいものは、自分も同じ量のそれを欲しているということを伝えるか、もはやそれをやらない。笑

そうすると
好きだから相手に主導権を握られてしまうというのではなく、
「好きやけど、主導権はあくまで私」という所に持っていくことができるので、結局勝ちなんです。してあげたいからする。でも、自分も同等してもらいたいときは交渉、もしくはしない。これ最強。

でも、「愛される側」のほうが、悶々としない回数はきっと少ないとも思う。これはね、愛される側の友人と比べたらいけないです。笑

こんなこと書いておきながら、
この次元にいくまでに、私は数え切れない程模索して悶々として、自分の気持ちを整理し、折り合いを付けてそうなっているので、そんな回り道はできるならしなくていいですね。笑

人生の主導権は自分で持つというのは、私の中で本当に大事にしたいテーマで、
でも恋愛ってそれがむずかしい。こういうテーマを持っていると、だいたい好きになってもらう側になったほうが楽なんですよね。でも、気持ち次第という気がします。

結論、
・愛し愛される量は同等がいい(割愛するが、自分の人生や周りの人生をみてもほぼそれは不可能)
・愛される側のほうが、気持ちの回り道をしなくていいので、自分も好きで愛される側の方、そのまま幸せになってくださいませ。
・愛す側の人たち、上記のような考え方で一緒に幸せになろうぜ。

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