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1日1ラリーのLINEが私たちを結婚に導いた話


パートナーとの連絡の頻度って千差万別ですが、
わたしと彼の連絡の頻度は、
「1日最低1ラリー」。1日最低1ラリーなので、たいてい1ラリーで終わることが多い。笑 

だいたい1日の終わりに、前日に返事を返していなかった方がその日にあったこととかを書いて送り、相手が好きな時間に返すスタイル。お互いだいたい仕事が終わった時に返事をするため、既読は付けるけど、すぐに返さないんですな。

内容によってすぐに返事が必要なものはすぐに返します。つまり、1日1ラリーの内容はそんなに緊急性が必要なものではない。
ってここまで書いて、LINEって大多数はそんな緊急性だけを伝えるものばかりではなく、もっと気軽に楽しむものやんって思うけど。笑

自分で客観視しても淡泊やな~って思います。付き合って4年なんですが、
だんだん回数が減ったとかそういうのでもなく、付き合った当初からこれ。


私は前にお付き合いしていた彼が、かなりの重い人だったので、今の彼と付き合った当初は「あまり好かれていないのでは?」と悩んだりもしました。
前の彼は、朝夜電話は毎日(電話つなげながらメイクとかしてた。めんどくさがりなのに、ようやってたな自分…)、LINEはかなり頻度高くて、日中もしょっちゅう連絡来るし、返したらすぐに連絡が返ってきてました。
連絡が来ればうれしいものの、慣れてくると
「こんなにしょっちゅう連絡がくるとは…仕事に集中せんかい~」と思うようになったりもして笑、そういう所も冷めた要因としてあったのかなぁ。

その頃は、私の休みが不定休。でも、彼が全部休みを共有してほしいという人で、休みの度に会う約束をとっていて、それについても、私の性格からすれば「ようやってたな!」と思う笑。
わたし、マッサージとか、美容院とか、眉毛サロンとか、自分をいたわってあげる時間が十分にほしいんです。しかも、送り迎えとかも特に欲してなくて、好きな時間に好きなタイミングで行きたくて。
相手は送り迎えしてあげたくて、相手と一緒にいたいって思ってくれてるので一つの愛情表現だと思うんですが、わたしは逆に申し訳ないと思ってしまうんです。

でも、仲のいい友達は、旦那さんがそういうタイプの人だから、結局は
需要と供給のバランス。これに尽きる。

連絡だって、ずっととっていたい女性もいるだろうし。
わたしは、その彼と単純に価値観が合わなかったのだと思います。ただそれだけ。

でも、そういう彼と付き合っていたということと、
今の彼は私からアプローチしたというのもあって、
今の彼と付き合った当初は、その反動に驚き
「ぜ、全然返事がこないんですけど~~!?!?」とやきもきしてました笑。
前の彼との頻度が通常モードになってしまっていた私は
そういう連絡頻度の人だとなかなか理解できず、「あ~これは愛されてないわ。この恋愛は心を強くもたねば。心してかかろう」とか思ってた。とんだ勘違い。

その割に、素直に「もう少し連絡頻度をあげてほしい」と、素直に可愛く言えてたら良かったんですが、そういう可愛い表現もうまくできず。
気付いたら、なんか順応してた。(それはそれで悲しい)

1ラリーとかだったら、もう気付いた時でよくね?しなくていいじゃんってお思いの方もいるかと察しますが、
いやいやいや
この1ラリー、わたしたちにとってはめっちゃ大事だった。と思っている。
というか、この1日1ラリーがなければ結婚してなかったのでは?とさえ、思っている。

以下、理由をこれから書くのですが、連絡頻度が少ないカップルをどうこう言うものではないとご理解いただきたい。
結局は上に書いたように需要と供給が全てと思っている。

わたしたちカップルの場合、良くも悪くも、自立している。極端に言ってしまうと、まあ一人でも生きていける感がある。お互い仕事をそれなりに一生懸命頑張り、趣味などを持ち、一人でもわりかしご機嫌に生きていけると思うのだ。

以前、ゼクシィのCMか何かで
「結婚しなくても幸せになる時代に、私はあなたと結婚したいのです」
というキャッチコピーがあった。
これが全てを表しているということはないけれど、
私と彼はお互い全国転勤の仕事をしていて、たまたま赴任先で出会い、異動先がまた同じになり(先に私が異動となり、彼も合わせる努力はしてくれたと思う)
近い将来、次の転勤先は確率的にも前例的にも、ほぼばらばらばらになる運命だった。
近い将来のことをぼんやりと考えると、それがとてもさみしく、せっかく一緒にいるなら結婚して、隣にいる人生を歩んでみたいと思った。そういう選択肢を提示してくれた彼も、似たような理由なのだと思う。


まあそんな自立していた私たちなので、
相手の時間の中に自分を思い出してもらえるか(逆もしかり)、というのがキーワードとしてあったのではないだろうか。
まあパートナーなので、自然と思い出すのが必然なんだけど、
やっぱり結婚していない縛りのないパートナーっていうのは事実としてあるわけで、私たちみたいなパターンだと、ほんのささいな事でも相手のことを思って行動することを習慣化していたんですな。これは私が付き合った当初に期せずしてルーティン化した。
この場合だと、1日1回は相手のことを思って文字を打つ。文章にするというのが、結構重要なんじゃないかな~と思っています。
仕事の繁忙期とかも「つ、つかれた…」と思いながらLINEをして、いたわってくれるLINEがくると、支えられているなと実感したりもします。

まあ、パートナーとの連絡の頻度、付き合い方などは千差万別。
結婚がゴールだとは決して思わないしね。
ただ、私たちを結婚に導いたものの中の一つとして、LINE1日1ラリーがあったなあと、最近ふと思ったのでした。

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