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「ある炎上の考察」 にゃあ🐱

「借金500万円を抱えたままTwitterとブログで独立」した、しゅうへいさんという人が(Twitter アカウント「しゅうへい@借金ブログで生活中」)炎上しているらしい。あの大御所「イケハヤ」チルドレンであり、フリーランス2年目、年商900万の瀬戸内海島暮らし。火種はこちら。

これについて賛否両論もりあがっているらしい。「飼うなら借金返してからにしろ。自力でやれ。猫で金儲けするな。」VS「支援したい人がするんだからいいじゃん。なんで炎上するのかわからない。」といった感じの様子。

ほぼどーでもいい問題(笑)なので、とくに追いかけてはいないのだが、上のツイートに書いてある通り、酔っ払って~からのVoicyを興味半分で聞いてみた。

『【炎上中】猫の餌代Polca を叩いてくるアンチを論破!』というタイトル回での彼の主張は以下の通り。

✔自分の借金の利息より猫の餌代の方が大事
✔こんなに燃えるとは思っていなかった
✔「支援が集まらなければ猫飼うの辞めます」と言ったこともないし、仮に支援が集まらなくても餌代くらい何とかする→イケハヤさんが企画費として上手いこと振り込んでくれる
✔ではなぜPolcaをしているか
→面白いから
→以前から猫を飼いたかった 
→SNSを通じて情報が集まってくる→だったら餌代も支援してもらっても 
→Polcaで支援を集めるのは保護猫団体に寄付するのと同じ
→自分の代わりに猫を育ててくれる人を応援したい人が好きで支援するだけ
✔メンタリストdaigoはチャリティーで1400万円を集め団体に寄付するといっていた
✔反対する人は、自分の「正しさ」を押し付けてきているだけ
✔餌代が無い=飼う能力が無いことを証明している→誰もがいつ病気になるかもしれないし、そんなことやってみなきゃわからない
✔来月支援が集まらなかったらどうするのか、など先に最悪のことを想定する→知らんがな
✔他人のお金の使い道についてどうこう言うな
✔否定的な人は人口比でいうと0.5%だから放っておけばいい
✔クラウドファンディングは予約販売
✔本質が見えていない人が多すぎる
✔保護猫を飼う=命をつなぐ=猫助けしているのだから支援したい人から支援してもらって何が悪い?
✔猫の命でお金を稼ぐのではなく、積み上げてきた拡散力・信用(フォロワー2万人)で稼ぐ
✔否定的な人はほんとバカ

… 最後まで目を通された方は、お疲れ様でございました(笑)。

大前提として、彼が言うように支援したい人はすればいい。私のような外野が口を出すことではないのは重々承知している。それを踏まえて、Voicyを聞いた率直な感想を述べたい。

「アンチを論破!」と言っている割に、幾つかの理屈がよく理解できず、またそれらが論破の根拠になっているとは思えなかった。

「自分の借金の利息より猫の餌代の方が大事」:

何をもって彼がこう言うのかわからないが(一説には、借金完済によって発信者としての価値が落ちるとか?)、何を優先するかは価値観の問題であり、それこそ自分の価値観を人におしつけ、それを根拠に支援を求めるのは無理がある、というハナシ。

利息を払いつつ餌代を自力で払っている人がこのセリフを吐くならわかるが。

「Polcaで支援を集めるのは保護猫団体に寄付するのと同じ」:

支援者がお金を出すという行為、「猫の命を救う」といった両者の目指すところは共通している。では何が違うのか。

両者を分けるのは、多分「支援の二文字に見え隠れするモノ」、つまり、動機と目的がより「利己的」か、より「利他的」か、という一点ではないか。以下、さらに続けて説明する。

「メンタリストdaigoはチャリティーで1400万円を集め団体に寄付」:

なぜ、しゅうへいさんのアイデアに多くが不快感を覚えたか(因みに、それら全ての人を「アンチ」でくくってしまうのはいささか乱暴だし、もったいない)。

その理由は、全額を寄付したdaigoに対し、しゅうへいさんの動機と目的には、少々の「不純物」が混じっているの感じとったからではないか。

言い分を聞いていると、「猫のために」というより「自分のために」支援を募っているように聞こえるのだ。その辺が、拒否反応を呼び起こしている理由かと推測する。

「猫助け」の気持ちはもちろん嘘ではないだろう。ただ、そこに漂う「利己臭」が、全体をなんとなくうさんくさい印象にしている。

つまり、「猫の利益」以上に「しゅうへいさんの利益」が大きいと感じてしまった人が多かったのではないか。

例えば、可愛い「せとチャン(←猫ちゃんの名前)」の写真をSNSで定期的に公開することによって得る利益(更なる注目ゲット→フォロワーの増加&インフルエンサーとしての影響力アップ?)は小さくないだろう。

もっとも、動物をビジネスに利用するのは別に悪いことではない。ただ、そこに「支援」がからんでくると、途端に「利己臭」が漂いだす。

「利己臭」には、モヤモヤする感じがつきものだ。違和感という名のそのモヤモヤは、感度の良いセンサーのようなもので、しばしば人に警戒感を抱かせる。

「支援が集まらなくてもイケハヤさんがなんとかしてくれる」:

支援者がだめなら大イケハヤ先生におんぶにだっこ?大人の男が「何とかする」と言う時は大抵、自分の力で「何とかする」のだよ。

この人はどこまでも他力本願らしい。
20代前半の平均年収が320万円、20代後半の平均年収が373万円*。年商900万なら「自分で払え」と思った人は少なくないだろう。

いい加減長くなったので、このへんにしておこう。

利他100%の行動をとれるのはマザーテレサランクの人間に限られていて、私を含めた多くの凡人は「利他+利己」のバランスをとりながら日々暮らしている。

だから、この件で誰かを悪者にする気はこれっぽっちもない。この文章は、ただの「ある炎上の考察」であり、単なるお遊びである。それにしては反論のしがいのない、骨の無い主張だったが。

*https://heikinnenshu.jp/

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matsuzo| 日英ライター✤ 海外移住✤Menta...

~「寛解」は、元に戻るのではなく、新しい自分の創造~  異文化の波間に漂う日常から得る気づきを発信。日英ライティング、コラム、エッセイ、翻訳(意訳)のお仕事依頼は、Twitter DMより承ります。
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