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なぜ『考える』のか~ホモ・サピエンスの生存戦略を最大限に活用する~

今日も1日お疲れ様です‼
早速note行ってみましょう(^^♪

人間は考える葦である・・・とは

フランスの哲学者、パスカルが、
『人間は考える葦である』という言葉を残したのはあまりにも有名な話です。

パスカルは著書の中で、

「人間は自然の中では葦のように弱い存在である。 しかし、人間は頭を使って考えることができる。 考える事こそ人間に与えられた偉大な力である」ということを述べている。

とのことです。

存在自体は弱いかもしれないけれど、
その分、考えるという能力を獲得してきたからこそ、
食物連鎖からは外れ、独自の生態系の中で命をつなぐことができているんじゃないかと感じさせられました。

なぜ『考える』能力を獲得し得たか

では、なぜこれほどまでに、
『考える』能力が必要だったのか。
これには諸説あるようですが、
共通しているのは、
人間、ホモ・サピエンスが弱い存在だったからというのが、
パスカル氏が伝えるように重要な要素であったと思われます。

襲われたら、ひとたまりもない。
肉食獣のように鋭い牙もないし、
強靭な肢もない。
だからこそ、
肉食獣の食べ残しを運ぶために二足歩行ができるようになったし、
調理するために火をおこしたり、道具を使うために手の繊細な動きを獲得するに至っています。
これも、試行錯誤した結果。

弱いからこそ、身を守る戦略が『考える』ことだったのでしょう。

弱いからこそ、考える

人間、ホモ・サピエンスはそもそも弱い存在です。
弱い存在でも、考えることが生存確率を上げ、
この地球を飛び出し、宇宙に住むことまで考えるようになりました。

約600万年前から、
”どうしたら今日死なないか”を考え続けた結果、
”どうしたら楽しく生きることができるか”を考えられるまでになりました。

弱かったとしても、
考え続けることが、
結果的に強くする。

ホモ・サピエンスが長い年月をかけて築き上げた生存戦略は、
今日を生きるホモ・サピエンスの生存戦略にも当てはまると思っています。

嫌なコトがあったら、
いまどのように生きるのかを”考える”。

考えることができる。

本能のまま行動を決めてしまわないように。
考えることができる。

”弱い”人は長く生きる戦略を使える

”考えすぎ”は、
”弱い人”の生存戦略
”強い人”にとっては、
必要のない戦略かもしれません。

しかし、
ホモ・サピエンスが長い年月をかけて備えてきた生存戦略を使うことができる、いわゆる”弱い人”の方が、
実は長く活躍できる素質が備わっているのかもしれません。

今回は『なぜ『考える』のか~ホモ・サピエンスの生存戦略は、あなたのものでもある~』について書かせていただきました。

また、あしたね(^^)/~~~


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