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ファシリテーションを通じて伝えているのは「ちょっと違った視点」なのかもしれない

ファシリテーション。2012年に、当時勤めていたリクルートの社内研修で知った。業務上の課題を円滑に解決するためのスキル。という印象だった

それから7年の間、様々な分野でこのファシリテーションを実践したり伝えたりしてきた。まちづくり、教育、福祉、事業開発、商品開発、社会課題解決など。その分野が多岐にわたるけれど、一貫してやっていることや伝えていることは変わらないように思う

話し合われる内容や目指すべき状態やゴールは変わるが、何が変わらないんだろうと思っていて。ふと、そのことについて話したときに、なんとなく「視点」というキーワードが浮かんだ。

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「こういう風に考えてみては?」

▶︎話し合いで沢山話してしまう年配の男性に困ってしまう
- 何か伝えたい、聞いて欲しいという思いがあるのでは?
- うまく説明できないから、伝わってるか不安だからでは?

▶︎全然話し合いで意見を言ってくれない若い人
- もっと他のことに興味があるんじゃないか?
- 実は頭の中ではあれだこれだと考えているんじゃないか?

▶︎決定したアイディアの実現に取り組んでくれない
- みんな、それに納得したわけではないのでは?
- 決定する過程に、その人の想いが含まれなかったのでは?

▶︎学生たちへのワークショップがうまくいかない
- みなさんはワークショップ自体を楽しいと思っていますか?
- 学生たちが今、関心あることがわかっていますか?

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ちょっと視点を変える
つまりは「問いを立てる」ことで、その「状況」に対して「新たな仮説」を持ちながら、「確認」をしていくこと。そうすると、現状に対して新たな視点が見つかってくるのだと思うし、ファシリテーターは参加者の方々を客観的にみながら、どんな「問い」がそこにあると話が行われるのかを見つけているような気がしました。

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そんな想いで、今回は取り組んでみようと思うファシリテーション入門講座はこちら。よかったら是非どうぞ。


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