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好き嫌いの対応

こんばんは!
本日はどうしても食事には好き嫌いがつきものだと思います。
そんな好き嫌いに対しての対応方法を書いていきたいと思います。

好き嫌いがあったとしても出したものは残さずに食べてほしいもの。
きっと保護者のみなさまが思っていることだと思いますし、栄養の観点からいってもそうしてほしいものです。

他の食品で代用する

前回までの記事に栄養素を摂取るするにはその栄養素を含むさまざまな食品を利用することを書いてきました。
これをもとに野菜を例に考えてみましょう。

キャベツが苦手=同じ葉の野菜で代用するという方法があります。
例をあげると、ほうれん草、小松菜などがあげられます。
下記に野菜の部位別で上げていこうと思います。

根や茎の野菜
ごぼう、れんこん、たけのこ、にんじん、大根、かぶ
実の野菜
トマト、かぼちゃ、なす、きゅうり、ピーマン、パプリカ、とうもろこし
葉の野菜
白菜、チンゲンサイ、キャベツ、レタス、ほうれん草、小松菜、モロヘイヤブロッコリー、大葉

そして野菜は部位だけではなく色でも栄養素が似ていることが多くこちらでも代用が可能です。

黄色・オレンジ
にんじん、かぼちゃ、とうもろこし、黄パプリカ
赤色
トマト、赤パプリカ、赤トウガラシ
緑色
ほうれん草、小松菜、モロヘイヤ、ピーマン、ブロッコリー
淡黄色
たまねぎ、にんにく
赤紫、紫
紫キャベツ、なす、赤しそ
白色
大根、かぶ、長ネギ、キャベツ

上記を工夫して使っていくことでバランスよく栄養素を取り入れていきたいものです。

調理方法を工夫する

苦手な食材の見た目や味、香りを変えたり、わかりにくくするなど調理方法を工夫します。
刻んだり、すりおろし視覚から取り入れなくとも体内に取り込まれているので栄養素としては本人の体に入っていきます。

乳製品アレルギーの対応

好き嫌いにかかわらず、乳製品アレルギーのために乳製品を摂取できない子供もいることでしょう。乳製品は成長期にはとても重要な栄養素です。
骨が最も成長する時期であり、身長が伸びるなどに大きく関わるためにカルシウムの必要量が最も多くなります。
しかし、アレルギーである以上は摂取できないので他のもので代用するしかありません。
ちりめんじゃこなどの小魚、ナッツ、大豆製品などの摂取量を意識的に増やしましょう。
アレルギーではなくても苦手であったり体質的に合わない子供もいると思います。その場合は、ヨーグルト、チーズを使用したり、
シチューやスープで分かりにくくする。プリンなど加工したもので摂取するといったような方法もあります。


好き嫌いの多い子供に対しての食事への対応はかなり大変だと思います。
しかし、しっかり栄養素を摂取し成長していってほしいからこそ、
やっていきたい課題でもあります。そんな保護者の方々の力になりたい。
そんな気持ちで私はnoteを始めました。
今後レシピもどんどんあげていこうと思っておりますので参考にしていただけると嬉しいです!

次回は【食事の基本形を身につける】について書いていきたいと思います!


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