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ブロックチェーン技術と、伝統工業品やアートの可能性

ブロックチェーンはどのように生活に用いられているのか

ブロックチェーン技術は伝統工業品の販売に用いられ始めるようになった。
例えば、「Fuji Tea」という静岡のお茶のブランドでは、ブロックチェーン技術を用いて、ブランドが本物であると認証するシステムを導入した。
製品にチップが埋め込まれているため、パッケージの外から、製品のデータを読み取ることができるようになっている。つまり、開封せずとも中身が本物であるか確認することができる

何故、本物と偽物を見分ける技術が必要なのか

日本では、偽物が市場に流通することは少ない。だが、アジアでは偽物が市場に流通してしまうことが多い。日本から輸出する際は、製品が本物だと証明できる技術が必要となる。

どのようなブロックチェーンが用いられているのか
Vechainという中国発のブロックチェーンが用いられている。物流の改善やブランドが本物であるか証明するために用いられている。

他の技術、アートなどに応用できないか
ブロックチェーン技術を用いた一例として、「Fuji Tea」というお茶のブランドがあげられる。この商品の特徴は、一度開封したら商品が消費されることだ。中身を開けてから、転売されることはない
だが、アート作品にブロックチェーンによる認証システムを応用すると、少々難しい。理由は、チップを埋め込んだパッケージを開封したら消費されるわけではないからだ。また食料のブランドと比べると、流通量が少ないためコストが高い。そもそもパッケージにチップを埋め込むのか、絵画自体にチップを埋め込むかが問題である。

今後の可能性
ブロックチェーンのカンファレンス、Binance weekが今年1月にシンガポールで開催された。2日間に渡り、ブロックチェーン業界を牽引する70名のゲストスピーカーが登壇した。世界から40〜50程のメディアが当カンファレンスに訪れており、世界からのブロックチェーン業界への期待が伺われた。Binanceの大型の提携の発表などがあり、益々この市場が盛んになるであろうと思われる。今後、ブロックチェーンがマスマーケットに普及していくのであろう。



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