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どうしてもご飯前にアイスが食べたかった2歳の娘。どうする?

こんにちは、まゆみっこです。

保育園登園できず1か月ほど経とうとしてます。保育園の先生って、なんて辛抱強いんだろうと、日が経つごとに先生すごい・・と思う日々です。

特に2歳児の娘は頑固である。とにかく我が強いというか、決めたことはやるまで決して諦めないし、とことん食い下がる。

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「クラスで一番頑固ですね・・・」

と、ぽつり先生が前に話してた。どんだけ苦労かけたの、あんた!

そんな今日は、とことん頑固一徹な娘と育児について考えてみました。

■こんなところに頑固な娘

その1:今日は何が何でもあの席でご飯を食べる!と決めた娘@保育園。が、その席はその日アレルギー持ちのお子さんが食べるエリアだった。どう説得してもまったく聞かない娘。

仕方がないので、少しだけ食べてもらい、なんとか別の席にうつってもらったそう。

その2:とにかく偏食である。飲み物は牛乳と水以外は飲まない。カルピスなんてもってのほか。イチゴミルク?変な混ぜ物しないでよ!と言わんばかりに突き返される。食べ物は、炭水化物と根菜類は食べるけど、果物嫌い。

一口だけたべよ?と、少しだけ口に入れるも、必ず吐き出される。保育園ではどうしても食べないときは、息子が隣のクラスから呼び出され、がんばれー!と励まして、なんとか食べさせていたそう。

その3:アンパンマンの動画をとにかく見たい。1日2回までルールを設けたものの、もっとみたい!もっとみたい!うわあぁぁん!とぐずる娘。

じゃあ、私がジャムおじさんのマネするからさ!ばたこや~!と目の前でモノマネすると、ブチ切れられる。そりゃそうだ。笑

■今日はご飯前にどうしてもアイスが食べたかった

そんな今日は、どうしても昼ご飯の前にアイスが食べたかった模様。

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やだ!アイスたべたいの!やだ!

ご飯食べてからだったらアイス食べられるよ?

いや!あいす!いや!いや!

じゃあ、ご飯もアイスもバイバイだ。またね、娘よ。

いや!いや!うああわぁぁん!!

いつもはここでしびれを切らして私もブチ切れるのだが、今日は違った。そろそろ4歳になる息子が立ち上がったのだった。

■アイス→ご飯でもいい

立ち上がった息子は、そのまま冷蔵庫へ直行し、アイスをだした。

ほーい!アイスだお!!でもね、食べたらご飯だからね?冷たいアイス食べたら、あったかいご飯だお?ね?

うん・・。とにっこりする娘。

ものすごい勢いでアイス食べてる・・・。はむはむ食べて少し落ち着いた娘は、「おこって、ごめんねえ」と照れ笑いをして、また食べていた。

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そっか、お腹の中でも一緒なんだよね・・。誰がデザートは最後に食べるなんて決めたんだろう。息子よ、気づきを有難うの瞬間だった。

が、案の定、アイスを食べ終わり、「ごちそうさまなのよ」と両手を合わせる娘。ちょっと待て!!と顔をがつっと掴んだ私。

「アイス食べたらご飯って言ったよね?ね?約束したもんね?食べさせてあげるから、食べようねぇ・・?」と迫る私。

それでも納得していたのか、わかった・・と、少しだけ食べてくれたのだった。

■ルールが先か、意志が先か

とにかく娘は決めたことをやる!という強い意志を持っている。ここでルールが先か、意志が先かで拮抗する場面が多い。

このままだと管理社会の小学校で苦労するのは目に見えている。学校は皆に均等な教育機会を与えるため、ルールに基づいた行動が必要となる。そして娘の意志はわがままに認定されるんだろう。

なおのこと、ルールに慣れさせるべきか

なおのこと、自身の意志を貫かせるべきか

私だったら後者が大事。なぜなら私にとってルール(わがまま)は他人軸で、意志は自分軸なのだ。

ただのわがままで甘やかしじゃない?とも言われそう。

でも、大人にそのジャッジって本当に出来るのだろうか。アイス→ご飯が甘やかしかなんて、真剣に考えると、本当によく分からない(栄養はとらせたいけど)。一見常識にみえる私たちのルールも何かと理由をつけてそれらしい正当化はできるけど、一つずつ思考してもいいんじゃないのかなと思ったりもする。

出来れば意志と共に思考も養いたい。

■好きな時に好きなことをする生き方

極論として、好きな時に好きなことをする育児のロールモデルは、飴屋家である。私の中で育児の名著なんですが、「彼の娘」はとても面白い。オトンの飴屋さんは、動物や植物がそのまま育つことを観察するように自分の子どももじっと見つめる。でも、子どもを子どもとして決して扱わない。

娘のくるみちゃんは、保育園に行かない決断をして、両親はあっさり分かったと尊重するし、今や中学生になったくるみちゃんの不登校も、当たり前のように受け入れている。(小学校はゆるやかに登校していた模様)

オトンもオカンもくるみちゃんも、好きな時間に起きて、好きな時間にご飯を食べて、好きなように生きている。でも生きていく中のギモンにはとても真摯に向き合う家族。

結構、目から鱗な本です。お勧めです。

■そうはいってもという方。最低限のルールを習慣化させる

いや、そうは言っても、我が家はそこまで振り切れない・・・。

でも、子どもの意志は尊重させたい。

であれば最低限のルールを決めて習慣化させることからまずはやってみてもいいのかも。

・おやつの時間は〇〇時だけ、とか

・DVDの時間は〇〇分だけとか、2回まで、とか

いいか悪いかは置いておいて、習慣になると頭を使わなくなる。身体で動くものになるので、お互いメンタルがやられない。

まぁ、我が家はそれすら出来ていないので、毎日言い続けながら習慣化させるしかないのですが・・。

いや、保育園、本当に偉大な仕事です。給料上げてもバチあたらんよ。

まゆみっこでした。

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