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地域おこし協力隊応募経過報告③

東京から飛行機で3時間半。翌朝のフェリーで5時間半。まだ観光地化されていない素朴な島。

同じフェリーには修学旅行帰りの島の中学生の姿が。フェリーの甲板から一緒に眺めた島はジオラマのようになんだかかわいい島でした。

フェリー乗り場からホテルへの移動は公共の交通機関では難しいらしくて、移住したらけっこう大変かもしれないなぁ...。でもホテルまで向かう道の、空の広さと水平線の長さはとても心地よくて、幸せな気持ちに包まれます。

最終面接という名目でここまでやって来たものの、今回は面接だけでなく、地域の案内や懇親会なども予定されています。「地域おこし協力隊の募集」といってもその形式は様々なんだなぁと、実際に2地域を経験してみて実感しました。

夕方からは町の担当者とホテルのロビーで事前ミーティング。約束の時間の5分前に部屋を出ようとしたところ、「くじらがいますよ!」と採用窓口の担当者からあわてた声で電話がかかってきました。

「くじらだって!」とムスメに告げてカーテンをバサっと開いて、急いでロビーに向かいました。海側のお部屋をリクエストしておいてよかった!と過去の自分をほめながら。

もうひとりの協力隊候補者とはここではじめましてのご挨拶。とはいえ、くじらがいるとあってはおちおちお辞儀もしていられません。みんなで海を眺めてくじらを探し、くじらのふく潮だけ確認したところで今日のところはタイムアップ。

「おめでとうございます!採用です!」

事前ミーティングは、そんな担当者の第一声から始まりました。が、二股中の身としては複雑な心境にならざるを得ません。(ごめんなさい...)

こうして、事前ミーティングという名の契約内容についての説明がスタートしました。正直なところ、コスト的に厳しいなぁ...やりたいことをできるのはもうひとつの地域のほうかもしれないなぁと感じたのは、ここだけの話。

あちらは「わたしの提案」に価値を見出してくれているので、採用された場合、そこに関しての協力は得られると思うんです。でも、こちらは「まずは地域にとけ込んでほしい」ということで、わたしの提案を満たすような条件は見受けられません。

うむむむ。。。

当初は町内の2地域を担当する予定だったのですが、ふたり採用ということで、地域を分担し、過疎化のより進んでいる地域がわたしの担当となりました。いや、それはいいんです。ただ、どちらかというと島全体を使って活動するイメージである企画を考えていたこともあって、小さな地域の中で活動するというのがいまひとつぴんと...こない。

うむむむ。。。

と、こんなカタチでスタートした面接ツアー第2弾。続きはまた改めて。

photo:ジオラマみたいなかわいい島

#地域おこし協力隊 #応募 #採用 #面接 #離島 #移住

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