kimi*沖永良部島地域おこし協力隊

南の島に母子移住して地域おこし協力隊になった元NPO職員。e.labという放課後のまな…

kimi*沖永良部島地域おこし協力隊

南の島に母子移住して地域おこし協力隊になった元NPO職員。e.labという放課後のまなび場や不登校向けの学習支援、家庭教育支援、環境教育、ICT(デジタルファブリケーション)教育等を中心に南の島で新しい教育のカタチを模索中。わけあって名ばかりの活動休止中です。

最近の記事

って、そのまままた1年放置かーい!

と、さすがに自分につっこまざるをえないマイペースさをさらけ出していますが、あれからもうすぐ3年が経ちます。どこから言い訳すればよいのやらという感じではありますが、無事、鹿児島県の沖永良部島知名町の地域おこし協力隊に着任してます。地域おこし協力隊の任期は最長で3年。もうすぐ退任時期を迎えると見せかけて、実は途中で産休・育休を1年ほどいただいたため、退任はおよそ1年後、来年の3月末の予定です。 思わせぶりなnoteをつくっておいて、なぜゆえにこれまでなんの報告もしなかったのかと

    • 2年近くも放置していたnoteですが 思うところあって再開したいと思います。 これを機に半匿名も解除!

      • 地域おこし協力隊応募経過報告④

        10日も仕事休んで南の島に行ってたら、 帰って来てから忙しいったらない。。。 自由な時間を持てないまま 帰ってきてから10日以上も経ってしまいました。 「経過」報告もなにもないです。 でました、結果。 我が家の希望を満たす3地域に書類を提出し、 書類審査を通過した2地域の現地面接を受け、 1地域の選考を辞退するという形で決着。 おかげさまで、 とある離島の地域おこし協力隊として 4月より着任することになりました。 無事に円満別居の確定です。 面接についてまとめておき

        • 地域おこし協力隊応募経過報告③

          東京から飛行機で3時間半。翌朝のフェリーで5時間半。まだ観光地化されていない素朴な島。 同じフェリーには修学旅行帰りの島の中学生の姿が。フェリーの甲板から一緒に眺めた島はジオラマのようになんだかかわいい島でした。 フェリー乗り場からホテルへの移動は公共の交通機関では難しいらしくて、移住したらけっこう大変かもしれないなぁ...。でもホテルまで向かう道の、空の広さと水平線の長さはとても心地よくて、幸せな気持ちに包まれます。 最終面接という名目でここまでやって来たものの、今回

        って、そのまままた1年放置かーい!

          地域おこし協力隊応募経過報告②

          先週の日曜日から地域おこし協力隊の面接弾丸ツアーが始まり、今、帰路の飛行機の中でこれを記しています。 羽田から乗継便でお昼すぎに現地到着。フライト中にブロッケン現象に遭遇してテンションUP。結婚後初のひとり旅です。滞在は二泊三日で面接は最終日の15時。とりあえず最初の2日間は島内をぐるぐると巡ってみることにしました。 まずは空港からもっとも近い展望台へ。とりあえず風が強くて寒い...!でも、やっぱりきれい!シーズンオフなのに、それほど数は多くないものの観光客の姿が

          地域おこし協力隊応募経過報告②

          コーチングとキャリアカウンセリング

          地域おこし協力隊の書類審査を通過した2地域。どちらにも合格するという自信があるわけではないけれど、片方の地域からはほぼ内定っぽい空気が感じられて、わたしはとても揺れています。 某天神さまにほど近い喫茶店で先月退職した元上司とのコーヒータイム。コーチングを学んでいる彼女はわたしの声をさらさらとノートにまとめていきます。「過去と未来」「相手と自分」という四象限を軸に、「わたし」が整理されていく感覚はとても心地よいものでした。これがコーチングなのね、きっと。 「迷いがあったら止

          コーチングとキャリアカウンセリング

          地域おこし協力隊応募経過報告①

          年が明け、地域おこし協力隊に応募していた一次審査の結果が出揃いました。 その結果...

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          地域おこし協力隊応募経過報告①

          祝◎2017

          あけましておめでとうございます。 わたしにとって大きな変化の年となりそうな2017年。 今年はたくさんの人と対話する年にしたいと思っています。そしてアウトプットを大切に、みなさんとの対話からみつけた発見や学びをきちんとカタチにしていきたいです。 最近の近況はというと... 年の瀬、地域おこし協力隊に応募している某地域より「一次選考結果通知の延期」連絡がありました。本当は12月下旬までに書類選考の結果通知予定だったのですが、応募者多数のため1月上旬になるとのこと。 そし

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          退職が決定...?

          我がNPO代表の登壇したとあるイベントの懇親会でなぜか代表に移住報告する流れに...。まだどこの地域おこし協力隊にも採用されてないのに「移住する」といううわさだけが広まりそうな雰囲気で笑...えないよ! という感じの今日このごろです。こんにちは。 おかげさまで、この1ヶ月でさまざまな地域の協力隊のみなさんや地方創生に携わっている方々とのつながりが広がって、まだどこにも採用されていないのに4月が待ち遠しくなってきました。 これでどこにも採用してもらえなかったらどうしようか

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          日本の最先端教育の地。

          ある界隈で注目を集める日本の教育の最先端、島根県。 9月末に開催された「ソーシャルイノベーションフォーラム」でソーシャルイノベーター最優秀賞に輝いた岩本悠さんの取り組みについてお話が聞けるということで「島根発!最先端の教育カイギ」に参加して来ました。 地方創生に関心のある方ならおなじみの「ないものはない」海士町。この海士町から始まった「学校魅力化プロジェクト」を「学校魅力化プラットフォーム」へというのが、今回のソーシャルイノベーション。 海士町・隠岐島前高校での「プロジ

          日本の最先端教育の地。

          釜石ローカルベンチャープログラム

          12/1、釜石ローカルベンチャープログラムキックオフイベント『シェアリングエコノミーによる地域発のオープンイノベーションを考える』に参加して来ました。 ローカルベンチャープログラムとシェアリングエコノミーとオープンイノベーション。なんだかわかりそうでよくわからないカタカナキーワードの羅列が気になり、ポチッと参加ボタンを押したのですが、それもそのはず。このプログラム、実は新しいカタチでの地域おこし協力隊人材発掘イベント&継続的な隊員サポートプログラムだったんです。 シェアリ

          釜石ローカルベンチャープログラム

          「やめたほうがいいって!」

          「地域おこし協力隊になろうかと思って...」と上司に人生相談をふってみた反応がこちら。 仕事で地方移住経験のある上司。地域とのつながりの深い職種だったこともあり、地方の良いところもそうではないところも経験した上での率直なお答えだと思います。 Google検索すれば、地域おこし協力隊の失敗事例と呼ばれるものがたくさんみつかります。地域おこしにつながらない作業の強制やその真逆とも言える完全なる放置プレイ、3年後の定住のために必要な副業の禁止等...さまざまなパターンがあるよう

          「やめたほうがいいって!」

          サミットへ行く。

          「地域おこし協力隊ってどうなったら成功って言えるんだろうね? 移住者が増えればいいの?」 前日にオットがわたしに投げかけたこの問いへのアンサーソングのような藻谷氏の講演がとてもよかった「地域おこし協力隊サミット」。仕事の合間をぬって行った価値、ありました。 移住者が増えるということがどういう意味を持つのか、確かに全然考えられていなかったです。ただ増えればよいわけではないですね。やっぱり「バランス」って大事。 簡単に言ってしまうと、「どの年代の移住者が増えているのかに注目

          移住フェアとアイランダー

          行って来ました「山口・九州・沖縄 地域おこし協力隊&移住フェア」と「アイランダー2016」。 移住フェアでは鹿児島県のブースで県の職員さんと本土?某市の協力隊の方と某離島の協力隊担当職員さんに話を伺うことができました。 オットとふたりで席に案内され、県の職員さんに「地域おこし協力隊に興味があるんですけど...」と切り出してみたところ、 「誰が?」 「わたしが?」 となにやらすっとんきょうなやりとりからのスタート。この最初のやりとりで緊張もほぐれて結果オーライ。なか

          移住フェアとアイランダー

          離島に子連れで母子移住する方法。

          昨年の秋、家族旅行で奄美大島を訪れました。LCCのバニラエアで飛び、宿泊はAirbnbを利用して3泊4日。空港から車で10分ほどのビーチからエントリーしてウミガメに会えるこの島。 「いつかここに住めたらいいね」 実現可能性のないこととして、オットと話しながら東京に戻ったあの日が嘘のように感じられます。 その後、離島への移住を本気で考え始めたきっかけは種子島の宇宙留学に親子留学制度が整ったと知ったこと。東京での受験中心の教育のあり方に違和感を覚え、1〜2年だけ離島で生活し

          離島に子連れで母子移住する方法。

          東京の教育。地方の教育。

          東京で子育てをしようと思ったのは「教育の選択肢」が多いから。このくらいの偏差値だったらこの高校...みたいな選択肢しかない故郷に、わたしもオットも絶望していたのだ。 わたしもオットも実家はいなかだし、自然体験は帰省や旅行で体験できる。東京には博物館や美術館もたくさんあって、日常の中で「ホンモノに触れる」機会を作ろうと思えばいくらでも作れる。毎週末どこかで何かのワークショップをしていたり、イベントが開催されてたりして、会いたい人に会える機会も地方より断然多いのだ。地域の文化資

          東京の教育。地方の教育。