おうち丸ごとお片付け

今日は朝からスーツケースをコロコロ転がしながらある場所へ行ってきた。

図書館に出店してくれている移動花屋さんの紹介で、不動産屋さんで働くMさん(わたしのnoteは登場人物にMさんが多い)

Mさんが働く不動産屋さんで「おうちまるごとお片付け」を請け負っていて、家の中の家財道具一式を処分して、家を解体するまで一切合切請け負う仕事のよう。

で、食器など色々とまだ使えるものがあるので、どうだろうかとMさんから移動花屋さんへ相談があり、移動花屋さんから「かくかくしかじかなんですがどうでしょうか?」と相談があり『喜んで!』と引き受けた次第。

朝、コロコロとスーツケースを転がしながら、不動産屋さんがある最寄り駅まで行き、車に乗せてもらう。初対面なので『どうも、はじめまして。』だ。

不動産屋さんの目の前の、元歯医者さんで、1階は診療所、2階は自宅(もしくは休憩所?)のようで、すでに廃業して2年ほど経っているらしく、人がいなくなって淋しい家だと感じた。

食器以外にも色々あればと思っていたけれど、思いのほか古びた感じで、しかも恐るべきGが現れたりと、終始気持ちが落ち着かなかった。

整理収納アドバイザーの先生や、介護サポートの講習を受けた時の先生も言っていたけれど、何が大変って、やっぱりGや、何者か分からないものに遭遇するのが大変だと言っていたのを思い出した。

多少覚悟はしていたけれど、現実に直面すると大変な仕事だと思った。

とりあえず食器棚の中の使えそうなものを新聞紙や緩衝材で包み、2階から1階へ持って降りてスーツケースに入れていく。
欠けているものや、汚れがひどいものはそのまま置いて帰らせてもらった。

約1時間ほどで作業は終了し、スーツケースいっぱいの食器とまだ使えそうなタオルをもらって帰ってきた。

食器が詰め込まれたスーツケースは思った以上に重く、コロコロが外れた日には持って帰れないだろうなと思った。

遠回りしてでもエレベーターを使い、平坦な道を選んで歩く。
途中、溝にコマがはまったりしながら、どうにかヒーフー言いながら自宅へと帰ってきた。

とりあえず、スーツケースはそのまま玄関の前(庭先)に置き、着ているものと、もらってきたタオルを洗濯機へ放り込む。

2年間のリモートワークで体力が衰えていて(古いスマホの充電池のように)、スーツケースから食器たちを取り出して洗うのは明日にすることにした。

今回の経験で思ったこと。
・食器はやはり重い
・古い家にはG問題は避けれない

そして持って帰ってきた食器だけれど、『本当にこれらは売れるのだろうか?』もしくは『欲しいという人がいるのだろうか』と弱気になったわたしであったが、(あまりにも重すぎて、心も折れそうになる。)『売れる仕組みを考えるのが面白いねんやん!』と訳の分からないアンミカさんがわたしの中に現れて、妙に納得させられた。

とりあえず、明日外ですべて洗って干して、その後のことはまたその後に考えようと思う。

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