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非認知能力とは、一体何者なのか?

子育て支援の道へ行こうと決め、

子どもについて学んでいた時、

恥ずかしくも3人目にして
初めて知った言葉でした。

◉非認知能力とは


IQや学力といったテストなどで評価している能力を「認知能力(cognitive skills)」と言います。一方、物事に対する考え方、取り組む姿勢、行動など、日常生活・社会活動において重要な影響を及ぼす能力を「非認知能力(non-cognitive skills)」

日本生涯学習総合研究所より

さらに、

「これからのAI時代に必須の能力である」
「自己肯定感、自尊心、共感力、自制心」
「失敗から学ぶ力」
「違いを柔軟に受け止める力」etc…

のように、様々な言葉を用いて説明されていました。

また、

新しい時代」という言葉もよく目にしました。

新しい時代、、、

どんな時代も
毎日やってくる未来は

新しい時代なのでは?

と思ったのですが、

この「新しい時代」という言葉は
一体何を意味しているのか
腑に落ちないままです。

ーーー

しかし、

一つだけわかったことがあります。

本を読んだり、
調べていけば行くほど、
感じたことは、

「HSP」という言葉同様、

「非認知能力」という言葉が

一人歩きしていている。

そもそも、どんな時代でも

1人の人として生きていく力が

備わっているはずなのに、

メディアが発達して

言葉が一人歩きすることで

誰かと比べられ、

人々は混乱し、

本来の意味を忘れてしまう。

「今ここ」に戻ること

すなわち

なんのジャッジもせず、子どもを観察すること

子どもの生きる力を必然的に
感じられるのではないのかと
信じています。

◉人間として生きる力

息子の幼稚園では

「子ども主体の遊び」を大切にしています。

どんな教育よりも

遊び!!

洋服はいつも泥まみれ、絵の具や、
もはや、なんの汚れがわからないものを
つけて帰ってきます。

洗濯、洗濯、と頭によぎるのですが、

息子の顔を見ると

いつもやり切った顔をしている。

昨年度、保育参観で
子どもたちの様子を見た時、

はっとしました。

まだ2-3歳の子供たちが

一つの遊びに対して、
相談をして、試行錯誤しながら、
遊びを作り上げている。

喧嘩をしたとしても

先生は見守り、
まずは子どもがどう解決するか観察をする。

そして、先生の力は借りずとも解決している。

大きい組さんが、割って入ることもあるが、

結局は子ども達の中で解決している。

ーーー

息子の幼稚園を見ていると、

高度な教育をプラスすることなく、

自然に生きるために
必要な力を身につけている

と感じています。

身近なところで、自然と触れ合う。
そうすることで小さな発見を繰り返し
生きる力が備わっていく。

幼児さんだけでなく、小学生でも同じ。

イライラ、疲れて帰ってきた長女を
夕方海に連れていくと

気持ちに赴くまま、
波で遊んだり、
砂で遊んだり、
弟、妹と走り回ったり、
時折、私とも走り回ったり。

貝殻を見つけては、
「これは、〇〇のようだね。」

空を見上げて雲を見ては、
「あの雲、〇〇の形している!」

と、彼女の想像力を掻き立てて
頭に描いたものを伝えてくれます。

そして何より、

どんよりしていた顔がキラキラと輝き

「今」を楽しんでいる。

ーーー

「非認知能力」という言葉の一人歩きで

お金をかければ、かけるほど
その能力を得られると
思考がまわりがちですが、

「人間として生きる力」は、

どんどん追加する教育ではなく

引き算。

「今あるもの」をどう使うか。

シンプルに生活していく。

その中で培っていく、と信じて

子どもたちと「今」を生きています。


Mayumi🦩

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幼稚園からの学んだこと↓


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