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「自分にとって最大の敵は自分!」はセルフパワハラかも!?自分と戦うやり方、ホントに自分に合っていますか?【コーチング徒然20】

こんにちは。パーソナルコーチ兼、大学でコーチングを使った授業を教えているまゆなです。コーチは歴8年。CTIのCPCCと、国際コーチング連盟のPCCというライセンスを持ち、コーチングを生業にしています。

今日も私なりの視点から、コーチングをテーマに自分に合った(自分の心に従った)選択とは?について書きます。コーチングの効果の一つに、自分に制限をかけていた思い込みがスポーンとはずれ、「あれ?なんであんなこと気にしていたんだっけ?」と急に気にならなくなり、アクセルが踏めるような事が起こります。例えば「自分のやりたいことをやったら、ワガママって思われるのではないか?」と思っていた人が、実際にやってみたら周りからワガママといわれるどころか褒められて「なんだ、自分が自分を責めてただけか・・・」と気づく。と同時に、気持ちが自由になるような解放感や安心感を得て、気分の良さを味わいました。とかです。
その一つに「自分にとって最大の敵は自分」というのも、ただの思い込み。どうしたいかは自分で選べるよ。ということについて、私の実体験をご紹介します。ある日、ダイエットをテーマにしてコーチングを受けてみたところ。「あれ?自分を敵扱いするからうまくいかないんじゃない?」ということに気付き、すっかりその思い込みが変わった結果、あれよあれよと-9kgのダイエットに成功しました。その時何が起こっていたのかを考察しました。

自分にとって最大の敵は自分!が機能しなくなったとき。

私自身、長らくライバルは自分!と思って自分自身を鼓舞して頑張ってきたタイプでした。受験勉強や会社員として営業のノルマを追いかけている時なんかがそうでした。仕事や受験では「ほらがんばれ!勝つんだ!」といって頑張れば、受験合格やノルマ達成といった「外からの報酬」があるので何とかできたのだと思います。でもダイエットは、外からの報酬が必ずあるとは限りません。合格やノルマのような期限やゴールもありません。そういったときには全く機能しない方法だったのです。
もちろん、自分を「敵」扱いすることで最初はうまくいくダイエットもありました。でも、自分を𠮟咤激励することは同時に辛さもありました。頑張ってちょっと体重が減っても、「まだまだですよ!上には上がいますよ!」といつも言われているような気分で、気持ちが続かなかったのです。

「最大の敵」と思うことがセルフパワハラになるとき

そこで、ダイエットをテーマにコーチングを受けました。
私の中から出てきたのは
・私は太っていて醜い。そのせいでファッションを楽しめない。
・こんなに太っているから、自分に自信がないんだ。
・この太い脚なんていい加減にしろ!早く痩せろデブ!おまえのせいだぞ!
・太っているせいでご飯を食べるたびに罪悪感が湧くんだぞ。
などなど・・・
スパルタ指導を飛び越えて、もはやセルフパワハラ級の声掛けをしているんだな~ということに気が付きました。これらの言葉を毎日言われる身体って、どんな感じ?と聞かれたとき、全身がずしーんと重くなったのを覚えています。24時間365日、ブラック企業で死ぬほど働かされているのに、ちっともねぎらってもらえない会社員のイメージが湧きました。毎日文句も言わずがんばっているわたしの身体さん・・・。耐えるために食べて我慢していたのかもしれません。本当に申し訳なかった・・・。自分の身体に対して「敵」扱いするのはもうやめよう。そのやり方は間違っている。とその瞬間に思いました。

「敵」扱いから「お姫様」扱いへ

その日から自分の身体を「お姫様」扱いすることにしました。毎日頑張ってくれてありがとう。お疲れのところはないですか?マッサージしましょうか?湯船にしっかり入りましょう。たくさん寝ましょう・・・。
今までとやり方を180度変えてみたのです。はじめはぎこちなかったですが、やっているとすごく気分が良くなってたのしくなりました。そして2か月で自然と-9kgのダイエットに成功していました。20年間悩んだのは一体何だったのか・・?と思うほど、ラクに体重が減ったのです。
この時に思ったことは、古くからのことわざだろうが何だろうが、自分以外の人が言っていることは一旦「それ自分にとってはどうなの?」と問いかけてあげて、心が盛り上がる方を選ぶ方がいい。ということです。

まとめ


「自分の敵は自分!」そう信じている人は一生自分と戦います。でも、そう思うことでテンションが上がるならOKです。
逆に「え?敵じゃなくて味方だよ。」と思うほうがテンションが上がる人は、自分とタッグを組んで生きる方法を考えます。自分に合っている方を選ぶとき、心が「安心感や解放感、よろこび」という感情を通して「あなたはこっち!」と正解を教えてくれます。どちらがいいとか悪いとかではなく、どちらの考えが自分に合っているかが大切です。
Follow Your Heartしていきましょう。


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