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メモリーと感情体験

身体の中のメモリーは

大きく反応するもの
小さく反応するもの

があります。

身体の中にメモリーが
できるときに

その出来事を経験したときに
どのくらい感情が大きく動いたのか

感情体験の深さで変わります。

感情体験の深さは

身体の感覚の変化の大きさ
とも関係していて

それは同時に
エネルギー状態の変化の
大きさにも関係しています。


エネルギーと感情体験の深さ

嬉しいことのような良いこと
怖いような嫌なことなど

何かを経験するときに
感情が動いています。

小さく動いているときと
大きく動いているときと

出来事によって
感情を感じる大きさが変わります。

感情を感じているときは
身体の中の感覚も変わっていて

その身体の感覚の変化は
身体の中のエネルギー状態の
変化によって起きています。

大きく感情が動いているとき
感情の波の深さが大きくなっていて

それは、エネルギーの変化も
大きく変わっているときです。


身体の反応が
大きいメモリーは
感情が大きく動いていて

深い感情体験をしていて

身体の中のエネルギーも
大きく変化しています。


反応が小さいメモリーは
感情の動きが小さく

感情体験の深さも
そんなに大きなものではなく

身体の中のエネルギーも
小さな変化になっています。



メモリーの解除の方法

身体の中のメモリーが
身体の反射の反応を起こため

身体の反応の解除をしたい
となったときに

一般的に扱われているのは
心理的なカウンセリングです。


カウンセリングでは
過去の出来事のときに

抱えてしまっていた氣持ちや
言えずに我慢していることを

口に出して言ってみたり
紙などに書いてみたりして

氣持ちをスッキリさせたり
自分の認識を書き換えたりして

感情を扱っています。

トラウマになっているような
出来事の場合には

泣きながら叫んだり
怒鳴りながら

氣持ちや我慢していたことを
吐き出していき

感情を扱っていきます。

このとき

嫌だったときの出来事で
体験していた感情を
もう一度感情体験します。

このときに
深い感情体験を扱うので

スキルを持ったカウンセラーが
補助的にサポートすることで

カウンセリングを行います。

カウンセリングでは
このような方法で
感情を扱います。

しかし

この感情を扱っている中で
身体の感覚や

身体の中のエネルギー状態の
変化が起きているのですが

身体の感覚とエネルギー状態は
着目せずに
感情だけを扱っています。



感情体験の追体験

カウンセリングでは
出来事を思い出しながら

もう一度、そのときに感じた
感情を体験することになります。

この追体験をすることで
パニックを起こすなどの
可能性があるため

カウンセラーが補助して
一緒に感情体験を行うことで

カウンセリングを実施します。

深い感情体験を
もう一度することが怖くて

その感情に向き合うことを
避けてしまうこともあります。

また、

子供のように経験や知識が
まだ少ないために

自分が感じていることを
表現がうまくできないなどで

深い感情を追体験することが
難しいこともあります。

そのような場合には
まずは絵を描くなどしながら

感情に少しづつアプローチして

言葉じゃなく違う形で
自分の氣持ちを表してもらい

徐々に扱う感情を深めていき

最終的には
深い感情を再度体験することで

カウンセリングを行います。

感情の追体験をすることで
カウンセリングを行います。

しかし

この感情の追体験を
中途半端に行ってしまうと

トラウマになった出来事を
もう一度体験することになり

カウンセリングを受ける人が
再度苦しむことになります。

そのため
スキルを持ったカウンセラーが
サポートをすることが必要です。



未完了の完了と感情

アドラー心理学では
未完了の完了
ということを学びます。

子供のような
まだ成長途中であるときに

知識や経験も少ないために

恐怖心などで
言いたいことも言えずにいて
我慢してしまっていることや

ずっと抱えてしまっている
氣持ちなどのことで

感じきれていない感情のことを
未完了の感情と言います。

この感じきれていない
未完了の感情を感じ切ることが

未完了の完了
ということでになり

これが
アドラー心理学をベースにした
カウンセリングの方法の1つです。


子供のような小さいときは
怒鳴られたら怖くて萎縮したり

氣持ちを伝えることが
経験や知識が少なく伝えられずに

氣持ちや言いたいことを
溜め込んでしまうことがあります。

身体の中に
言いたいことを言えずに

氣持ちに蓋をして
溜め込んでしまっています。

この溜め込んでいることが

感情や身体の感覚と
エネルギーの状態を

身体の中でメモリーする
ことになってしまいます。

そして、

溜め込んでいる感情や
氣持ちを扱うことを

目を背けて
避けてしまったり

扱うこと自体が
難しい年代だったりで

解除することが
できないままになります。

解除できないままでいると
ずっと
身体の中でメモリーされていて

身体の中で反射を起こす
スイッチがオンのままになっていて

その後、
学校や職場などの人間関係や
周囲の環境(場所などの空氣感など)で

ふとした拍子に
外部からエネルギーを受けて

身体の内部のメモリーの中の
エネルギー状態が

共鳴反応を起こし
反射的な反応が無意識に起き

人間関係が悪くなったり
怪我をしたりするなどの

影響が出てきてしまいます。

このことを
アドラー心理学をベースにした
カウンセリングでは

未完了の感情によって繰り返す
と考えられています。

そのため

カウンセリングを受けるときに
子供の頃の出来事を思い出し

未完了の感情を感じ切って
溜め込んでいた感情を完了させる

ということが重要だと
考えられています。



メモリーの強化と解除

この身体の中のメモリーが
スイッチがオンになっていて

その後の出来事で
追加の体験することで

新しいメモリーが
身体の中にできてしまいます。

もともとあったメモリーと
新しくできた追加のメモリーが

複数あることで
ますます強化されてしまいます。

そして、

複数あることで、
解除しづらくなっていきます。

複数の糸が絡まってしまい
結んだ状態になっていて

それの絡まった糸を
ほどくのが困難になってしまう

という状態です。

そのために

メモリーを解除することを
早い段階で行うことが大切です。

しかし

メモリー解除を行う方法の
感情を追体験する方法では

向き合うことを避けてしまうことや

年齢的なことなどで
取り扱うのが難しいことがあり

解除できないままでいて

その後の追加の体験で
メモリーの強化をしていまう

ということになります。

そのために
心理的なカウンセリングの
アプローチだけではなく

違うアプローチによって
メモリーを解除することが
必要となります。



本神 笑和

世界No.1の実績やオンリーワンのスキルで
7兆円企業にコンサルしたり

個人や組織へのコーチングやカウンセリングの
心理学を極め

行き着いたのは、身体の叡智と宇宙の真理。

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