置本📓の中から、二村ヒトシさんの
「なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか」を拝読📖しました。
(2022,2,18 読了)

久しぶりに本書を引っ張り出しました。
私にとってとても思い入れのある一冊です。
本書に出逢えたお陰で今の私がいると言ってもいいくらい。
今回は過去の自分を振り返り、今の自分と照らし合わせたくて再読しました。




本書は、AV監督である二村ヒトシさんが「恋の苦しみ」の秘密を解き明かしてくれます。
結局は自己受容をしていきなさいということなのですが。
自己受容が大切なこととは分かってても、これが結構難しくて自己受容したつもりになってしまっているだけで、自己受容というものの本質がしっかり落とし込めている人は少ないのではないかと思います。
本書では「心の穴」という言葉を用いて自己受容についてとても分かりやすい言葉で説明されています。




私が本書を6年前に拝読した時は自己受容という言葉さえ知らず、もちろん自己受容なんて全くできていませんでした。
そして本書を拝読して自己受容という言葉を知り、それまでの自分を改めようと思ったのでした。



6年経った今、しっかり自己受容できるようになっているかと言えば、正直まだ自己否定してしまうこともある。
でも本書を再読して、6年前よりも自分ときちんと向き合って対話できるようになってることに気付きました。



本書の巻末にある対談を拝見してると、著者の二村ヒトシさんでさえ完全に自己受容できている訳ではないということが分かります。
人は何歳になっても気付きや学びがあり成長できるということですし、完璧な人間である必要もないのだと思います。






本書は恋愛指南書というよりも、人生の生きづらさを和らげるヒントがたくさん詰まっています。
正直もう自己啓発的なものはそろそろいいかなとも思いますが、二村ヒトシさんの言葉は頭に残りやすいので、また何年かしたら再読したいです。

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