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お母さんは「赤毛のアン」が大好き、犬は本よりも電柱が好き/吉野朔実







積読本📚の中から、吉野朔実さんのコミックエッセイ
「お母さんは「赤毛のアン」が大好き」を読了📖´-
(2023,2,6 読了)






オンライン読書会でご紹介されていた本。
吉野朔実さんの読書体験を綴った読書コミックエッセイです。
吉野朔実さんといえば、マーガレット等に作品が掲載されていてどんな作品を拝読していたかという記憶はないけれど、絵とお名前は記憶にあるので私の少女時代にはお世話になっていたはず。
本書を購入する際、ついでに今はどんな作品を描かれているのだろうと調べたら、2016年に57歳という若さでお亡くなりになられていたことを知り驚きました。
まだお若いのに。。。🥲



さて、本書で始めに紹介されていた本を見た瞬間に私はこの本に呼ばれていたんだと確信しました。
紹介されていたのは

「偶然の音楽/ポール・オースター、柴田元幸(訳)」

私の柴田元幸さんアンテナ📡が知らぬ内にピピピっと反応していたようです。
そして、吉野朔実さん自身も柴田元幸さんと交流があったらしく、その後も度々お名前や翻訳本が登場します。
読み進めていくと、更に私を沼化させるお名前が。
出た出たほむほむ(穂村弘さん)😳
ほむほむともやはり交流があったようで、サラリと登場されていました。




とまぁ、吉野朔実さんの交友関係を知れるのも面白いですし、紹介されている本が興味深いものが多く、本好きならば共感できるであろう吉野朔実さんの本に対する想いがしっかり詰め込まれた1冊です。

・外出する時はたいていいつも文庫本を持って出ます。
なんだか本が鞄に入っていないと不安なんです。
・本をたくさん買い込んで、帰りにひとりで喫茶店やごはん屋さんに寄って、戦利品の如く一冊づつ確かめるのは至福の時です。




私のことが描かれているかと思うほど特に共感したポイント。
私も近所のコンビニへ行く時以外で本を持ち歩いていないことはありません。
例え読むタイミングが絶対にないだろうと思えても、もしほんの少しだけでも隙間時間ができたら本を開きたいのです。
お家でも、いつなんどきもとにかく手の届くところに読みかけの本を置いておきたい。
入浴のお供本、寝る前本とその時の状況により拝読する本を分けることもあります。




そしてね、積読📚が趣味の私は、オンラインで入荷待ちしていた本が手元に届いたときがまさに至福の時。
積読📚消化が全く追いついていないけれど、拝読したい本が目の前にズラーっと並んでいるのを眺めてニヤニヤしてしまうのです。





吉野朔実さんの読書コミックエッセイはシリーズで他にも数冊あるので、そちらも少しずつ購入していく予定です。
ただ、吉野朔実さんが今だったらどんな本を紹介されるのかをもう知れないという事実が本当に残念です。




ここから追記✿ᵕ̈*❁*·⑅

入荷待ちしていた「犬は本よりも電柱が好き」も届いたのですぐに読了📖´-
(2023,3,3 読了)



吉野朔実さんの読書コミックエッセイ「吉野朔実劇場」シリーズ。
今回ご紹介されている数々の本も興味深いものばかり。
様々な本にまつわるエピソードも楽しくて大満足🙌

恐ろしいのはつまり真面目に生きているからといって酷い目に合わないとは限らないということだ。
”閉じ込められる”より。


これを不条理と思うか、だからこそ1日1日を大切に過ごすのか、考えさせられた言葉でした😌












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