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【開催レポート①】今ここの「わたし」を感じる 鎌倉ダイアローグ in 亀時間(2023年3月3日-4日)

 皆さまこんにちは。少し遅くなってしまいましたが、3月に行った第1回の鎌倉ダイアローグの開催レポートをお届けします。初開催にもかかわらず、6名の方が集まってくださり、とても温かい充実した時間になりました。プログラム中の写真や実際に参加された方の感想を通して、少しでも鎌倉ダイアローグの雰囲気が伝わればと思います。


1泊2日のスケジュール

【1日目】
14:00 集合(亀時間周辺)
14:00〜 イントロダクション(材木座周辺散策)
15:00〜 自己紹介
15:30〜 「亀時間ができるまで」亀時間オーナー・櫻井さんのお話
17:00〜 夕日を眺めながらの温泉(稲村ヶ崎温泉)※希望者のみ
19:00〜 夕食
21:00〜 夜のプログラム(”火”を囲んで対話)

【2日目】
8:00〜  朝食
9:00〜  朝のプログラム(簡単な創作ワーク&ニーズカード)
13:00〜 昼食
14:00頃 解散(亀時間)

イントロダクション

イントロダクションは、亀時間から歩いて3分の材木座海岸で。「今の気持ちは何色?」という質問から始まりました。

材木座海岸で「はじめまして」のワーク
「今の気持ちは何色?」

亀時間オーナー・櫻井さんのお話

イントロダクションの後は、亀時間のオーナーである櫻井さんのお話。「どういう経緯でこの場所ができたのか?」「どういう思いを込めて作られた場所なのか?」、他にもアジアやアフリカの旅の話、トランジションタウンのお話など盛りだくさんの内容に加え、最後にはジンバブエの伝統楽器ムビラの演奏もしてくださいました。

「働くとは?居場所づくりとは?」
扉を開けたら、そこには別の時空間が。

夜のプログラム

この日は3月3日「ひな祭りの日」ということで、夜はみんなで手巻き寿司を!その後材木座海岸で、コーヒーとマシュマロを片手に焚き火を囲みました。そして、亀時間に戻ってからも、ラウンジでニーズカードを使った対話が夜遅くまで続いていました・・・。

手巻き寿司を囲みながらわいわい夜ご飯
ひんやりする海岸で、あたたかい火を囲みます

朝の時間

夜遅くまで話していたのにも関わらず、朝ほとんどの方が海へお散歩に!亀時間の朝ごはんも優しい味で、心と身体に染み渡りました。

朝の海を歩いて、深呼吸
この朝ごはんが絶品でした・・・。

朝のプログラム

2日目の午前中は、ジャーナリングの後、パステルを使った創作ワークを行いました。それぞれ手のひらより少し大きいくらいのキャンバスに、自分の今の気持ちを描き込んでいきます。筆を使っても良し、スポンジを使っても良し、そのまま素手で色を塗っても良し。そこにルールはなく、それぞれ自由に表現する時間はとっても楽しいもの。作品を囲んで、言葉を送り合うシェアの時間もとっても豊かな時間でした。

ここにある色は、初日の色カードと同じ色でした
相手に送りたい言葉を探す
振り返りの時間。さよならの一歩手前

1泊2日と短い時間ながらも、プログラムを通して、そこには確かにお互いを大切に思い合う温かいつながりが生まれていました。

参加いただいた方からの感想

Q.一番印象に残ったプログラムはなんでしたか?

夜のニーズカード。お互いに自分の価値観を深いところまで共有したり、マサさんのお話を聞いて感じた気づきについて共有したり、他のメンバーの話と自分の話を比較することで自分の内面にあるものに気づいたり…次々と考えが止まらず話題が尽きず、いつまでも話していられそうなくらい心地よく実り多い時間を過ごすことができたから。

創作ワークとシェア。(どのプログラムも良かったですが)自分がその時の気持ちなどをもとに何かを作るのも普段やらないからとても興味深かったし、そこまでいろいろ話を聞いてきた他の参加者の作品の意図や裏側を聞くのも面白かったから。

Q.亀時間という場所・櫻井さんのお話はいかがでしたか?

亀時間の滞在中は、時間を気にせず過ごしていました。携帯や時計を見ない、「今が何時か気にならない」という、非日常でした。 その感覚に最初になったのが、マサさんの話を聞いた後だと思います。聞き終わって、早かったような、でもゆったりとした時間だったので長かったようなと、時間感覚がなくなりました。2日間ワークに没頭できたのは、時間という縛りを気にしなくなったからだと思います

インドでのターニングポイントや、亀時間をやられる上での既存システムとの関係性の中での現在進行形の葛藤など、濃い実体験に基づく気持ちや考えが聞けて、自分がこれからどうしていきたいのか考えるヒントをいただけました

Q.2日間のプログラムを終えて、自分について気づいたことはありましたか?

小学校など絵を描いたり、創作するのが好きだったなと思い出しながら、絵を描いていました。私のたどたどしい絵の説明でも、それを聞いてくれた人は何かを感じとってくれ、言葉を贈ってくれたことが嬉しかったです。

ここ数ヶ月の変化や、少し前の自分にとって印象深かったイベントを客観的に眺めることができました。

私自身自分が興味のあること・やりたいことに本当は気がついていること、に改めて気づいた。マサさんの話にあったように、そのやりたいことと現実のバランスが取れる位置はどこなのか、自分なりのペースで探していきたいなという気持ちになれた。

いかがだったでしょうか?ここまでプログラムを振り返っていて、私もとても温かい気持ちを思い出しました。改めて1回目に参加してくださった方々への感謝をお伝えするとともに、これから参加をご検討している方にとっても少しでも参考になればと思います。
それでは、次回皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

道草ダイアローグ
Waka
Yoshiko
Yuko


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