株式会社mct

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mctはインサイトに基づく製品・サービス・ビジネスのデザイン、カスタマーエクスペリエンスの継続的改善、デジタルトランスフォーメーションの支援を行うデザインコンサルティングファームです。https://mctinc.jp/

マガジン

  • デザイン×サスティナビリティセミナーレポート

    mct が実施した「デザイン×サスティナビリティセミナー」について、「環境」「デジタル」「社会」のテーマごとに、連載形式で紹介します。

  • mctの機会探索

    mctでは新規事業開発部門や研究開発部門に向けて、 デザイン思考を用いて事業テーマの探索からビジネス機会・課題の発見、 ビジネスアイデア検証まで、ビジネスデザインを支援しています。 今回はビジネスデザインにおける「機会探索」というテーマで、 基本的な考え方からmctの具体的なアプローチ方法までご紹介していきます。

  • アフターコロナビジョニング

    生活者のインサイトを通じて将来像を描く未来探索プロジェクト「Making New Things 〜アフターコロナ・ビジョニング」

  • mcTV|オンラインツールでプロジェクトをスマートに

    mctでは、『mcTV』を通じ、オンラインツールの簡単な使い方を順次ご紹介しています。

最近の記事

宿も?料理も?サスティナブルな合宿体験記

サスティナブル経営ユニットは、2月某日、大阪市内でチーム合宿を実施しました!今日はその様子を写真盛り盛りでレポートします。 今回の合宿の目的は大きく二つ。 サーキュラーワークショップのプロトタイピング 対面でのチームビルディング    我々のユニットがmctに発足して1年以上が経ち、今回が初めての集い。 普段はリモートワークのため、なんと直接会うのが初めてのメンバー同士もいました! ワークショップのプロトタイピング 東京メンバーも大阪オフィスに続々と集まり、はじ

    • EPIC カンファレンス 2023 in Chicago 続編

      前回の記事に続けて、EPIC(Ethnographic Praxis in Industry Conference)というカンファレンスの参加レポートをお届けします。 EPICとは、世界中のエスノグラファー、リサーチャー、デザイナー、マーケターなど、人間行動と文化への深い理解を背景としたエスノグラフィック的なアプローチに携わる人々が集まるカンファレンスです。 EPICの概要についてお知りになりたい方はこちら 時間が経つとどんどんそこでの学びを忘れて言ってしまうため、備忘

      • EPIC カンファレンス 2023 in Chicago

        昨年10月(2023年)にシカゴのイリノイ工科大学(IIT)で開催されたEPIC 2023に参加してきました。 EPICについて EPICはビジネス・エスノグラフィーに関するカンファレンスで、毎年開催地が変わります。北米を中心に、北欧のコペンハーゲン、欧州のロンドンやアムステルダム、2010年には東京でも開催されました。グローバルに開かれたカンファレンスです。(過去の開催地はこちら) 年ごとに設定されたテーマに沿って、キーノートスピーチや、プロジェクト事例発表、ワークショ

        • Sustainable Innovation Summit 2023イベントレポート

          こんにちは、サスティナブル経営チームの今川です。 2023年12月14日に原宿WeWorkアイスバーグで開催された「Sustainable Innovation Summit 2023」に参加してきました。 ではここからは、イベントの雰囲気と内容を皆様にご紹介します。 Welcome:もったいない文化の日本だからこそ 開会のご挨拶は、「シェアオフィスとして、共通に使える資源は一緒に使う」というサスティナビリティの理念がDNAとして根付いているというWe Work Jap

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        • デザイン×サスティナビリティセミナーレポート
          4本
        • mctの機会探索
          7本
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          8本
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          5本

        記事

          持続可能性とコミュニケーションの架け橋

          サステナビリティの世界では、事実や数字だけでは不十分で、生活者の心に響く効果的なコミュニケーションが必要です。このブログでは、サステナビリティに対する深層心理を理解し、複雑な取り組みをわかりやすいストーリーに変え、親しみやすいものとして表現するためのZMETというアプローチを紹介します。 ZMETとは何か? ZMETは従来の一方通行的な市場調査を超えた画期的なアプローチです。回答者側に「意味を共同創造する力」を与え、回答者の個人的な解釈に焦点を当てることでより深い理解を促し

          持続可能性とコミュニケーションの架け橋

          共感の渦を巻き起こすサスティナブルブランディング

          2013年にLeyla Acaroglu氏が話した内容の一部です。彼女は「そんな単純な話じゃないよ」と回答しています。 我々が取り組むべき社会課題は?エコな冷蔵庫 同じ動画の中で、冷蔵庫と生ごみ問題に触れています。 最新の冷蔵庫は10年前と比較して約40%の省エネ効果があると言われています(電気代にして約6,000円)。また、野菜室やチルド室といった、食材に合わせて使い分ける機能も追加され、100L以上も大型化しました。その結果、我々は食べきれない量を収納することが簡単

          共感の渦を巻き起こすサスティナブルブランディング

          MOTを捉える(後編) -「真実の瞬間」を活用して、より良いCXデザインを実現する -

          今回は、CX(顧客経験)改善のプロジェクト進行において、もっとしっかりとMOT(Moment of Truth:真実の瞬間) を設定・活用することで、より効果的な「インサイトからデザインへの落とし込み」を可能にするポイントについてお伝えします。 この記事は前後編の2回に分けてお届けします。(前編からお読みになりたい方はこちら) 4.MOTを使ってCX改善プロジェクトに取り組むためのポイント①4つのフェーズを意識して、MOTの初期仮説を立てる プロジェクトをスタートする時

          MOTを捉える(後編) -「真実の瞬間」を活用して、より良いCXデザインを実現する -

          MOTを捉える (前編)-「真実の瞬間」を活用して、より良いCXデザインを実現する -

          こんにちは、CXデザインチームの池田です。 リサーチをして良いインサイトは出せた、でもインサイトから提供物のデザインへの落とし込みにおいて、見出した発見が十分に活かされない、という問題が起こることがあります。 今回は、CX(顧客経験)改善のプロジェクト進行において、もっとしっかりとMOT(Moment of Truth:真実の瞬間) を設定・活用することで、より効果的な「インサイトからデザインへの落とし込み」を可能にするポイントについてお伝えします。 この記事は前後編の2

          MOTを捉える (前編)-「真実の瞬間」を活用して、より良いCXデザインを実現する -

          デザイン×サスティナビリティセミナーレポート 第4回「社会」編

          3 月17 日に行なわれた「デザイン×サスティナビリティセミナー」について、このブログでは、「環境」「デジタル」「社会」のテーマごとに、全3 回の連載形式でおさらいしていきます。 最終回にあたる今回は、「社会」のパートにフォーカスを当て、実際にセミナーで紹介した事例をピックアップしてお届けします。 サスティナビリティ×社会環境的にサスティナブルな製品であっても、社会的にはそうでない場合があります。製品の生産において持続不可能な社会的慣行が関与していたり、環境的な意味で持続不

          デザイン×サスティナビリティセミナーレポート 第4回「社会」編

          デザイン×サスティナビリティセミナーレポート 第3回「デジタル」編

          3 月17 日に行なわれた「デザイン×サスティナビリティセミナー」について、このブログでは、「環境」「デジタル」「社会」のテーマごとに、全3 回の連載形式でおさらいしていきます。 今回は、「デジタル」のパートについて取り上げ、「デジタル×サスティナブル」をテーマに、世界中から集めた事例をご紹介します。 デジタル事例のポジティブ/ネガティブ ▼データ転送量を抑えたウェブサイト データ転送には当然電力が必要であり、それがCO2の排出を生み、やがて気候変動につながる…

          デザイン×サスティナビリティセミナーレポート 第3回「デジタル」編

          デザイン×サスティナビリティセミナーレポート 第2回「環境」編

          3 月17 日に行なわれた「デザイン×サスティナビリティセミナー」について、このブログでは、「環境」「デジタル」「社会」のテーマごとに、全3 回の連載形式でおさらいしていきます。 今回は、「環境」のパートについて取り上げたいと思います。 企業のあるべき姿として、経済成長だけ考えていてはいけない、というのはもはや当たり前とも言えますが、現状の環境資源を維持するだけではなく、さらに、未来をより良いものに変えていく、というグリーン・サスティナブルな価値観に従っていなければ、本当に

          デザイン×サスティナビリティセミナーレポート 第2回「環境」編

          デザイン×サスティナビリティセミナーレポート 第1回「はじめに」

          こんにちはサスティナブル経営チームの小泉です。 突然ですが、サスティナビリティにまつわるクイズです。(先日の「「デザイン」 ✕ 「サスティナビリティ」入門セミナー」でも出題されたものです) なんとなく、在宅のほうがサスティナブルなのでは? と感じる方は多いと思います。 たとえば、通勤という要素ひとつとっても、地方ではマイカー通勤者が多いので、CO2排出量の観点であまりサスティナブルではないからです。 しかし別の角度から見ると、ある人は在宅勤務で浮いた通勤時間分、つい働

          デザイン×サスティナビリティセミナーレポート 第1回「はじめに」

          Measure:つくった仮説を検証しよう/Prototype-circuit -アイデアを高速でビジネスに-

          こんにちは、ビジネスデザインチームの箕輪です。 この度、弊社mctの新サービスとして「プロトタイプ・サーキット -アイデアを高速でビジネスに-」をリリースいたしました。 今回リリースするプロトタイプ・サーキットは【1】Build: アイデア仮説の構築、【2】Measure: アイデアの実験や検証、【3】Learn: 検証のレビューと学習 という3ステップで構成されています。 サービスの詳細はこの「BUILD」「MEASURE」「LEARN」のステップに沿って5月31日か

          Measure:つくった仮説を検証しよう/Prototype-circuit -アイデアを高速でビジネスに-

          Build:仮説を素早く形にしよう/Prototype-Circuit -アイデアを高速でビジネスに-

          こんにちは、ビジネスデザインチームの渡邉です。 この度、弊社mctの新サービスとして「プロトタイプ・サーキット -アイデアを高速でビジネスに-」をリリースいたしました。このサービスは、実験と学習を素早く繰り返しながら仮説アイデアを事業化へと導いていくためのプログラムです。 背景には「デザイン思考などの導入でアイデア創出は容易になった一方で、アイデアを具体的なビジネスに仕上げていくやり方が分からない」という新たな課題が顕在化してきたことがあります。今回リリースするプロトタイプ・

          Build:仮説を素早く形にしよう/Prototype-Circuit -アイデアを高速でビジネスに-

          新入社員が体験したmctにおけるオンボーディングの実践

          はじめまして!組織デザインチーム新入社員の石庭です。 みなさまの会社ではオンボーディングをどのように実践されていますか?新入社員が組織に馴染み、パフォーマンスを発揮していくためには会社に入って最初の経験はとても大切です。 mctはフルリモートの会社なので入社前は「誰にも会わずに仕事なんてできるのかな・・」「どんな人たちが働いているのだろう・・」といった不安がありましたが、入社から1ヶ月が経った今、仕事へのモチベーションが下がることなく働くことができています。 そこで今回

          新入社員が体験したmctにおけるオンボーディングの実践

          mct-labo conference 2023まとめ

          2023/4/26に実施しましたmct-labo conference 2023の事務局を務めたmctの下野です。イベントの振り返りをつらつらと書いていこうと思います。 mct-labo conferenceについて・mct-laboとは? 株式会社mctでは次世代デザインプロセスの自由研究として、毎月1回を目安に、日々の業務ではチャレンジしにくいアプローチ・アイデアを1つずつ実験しています。今回は、その活動を社外の方々に紹介し、実際に体験していただくために開催しました。

          mct-labo conference 2023まとめ