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5歳から家計簿をつけつづけて辿り着いた支出管理サービス「B/43」

10連休の人こんにちは!
お出かけしていますか?旅行はお金がかかりますね。

GWも関係なく仕事の人こんにちは!
出かけていなくても、毎日生活しているだけでお金はかかりますね、、、

大きな買い物や旅行をするためにはある程度まとまったお金が必要です。また、日々の生活を送るためにも予算内でやりくりしたり、大きな貯金をせずとも、家計管理は誰もが通る道だと思います。皆さん納得した管理はできているでしょうか。

ところで、私はタイトルにある通り5歳から家計簿を付け続けています。大学生まで、誰に頼まれた訳でも仕事でもないのに、現金から全て1円単位でピッタリとつけていました。銀行?

今回の【勝手に分析!Good CX】は、そんな人間が「B/43」という支出管理サービスについて分析してみました。


新生活の家計管理に求めていた条件

就活も落ち着いた頃、私は今後の家計管理を憂いていました。
今はまだ何とか現金もカードも手入力で全て管理できているけど、仕事をしながら家賃や食費まで細かく把握していくのは絶対に破綻する...…
何かよいサービスを見つけようと思い、主に以下の条件で探し始めました。

  • 完全なキャッシュレスにしたい

    • でも、全てをクレジットカード支払いにしてラグが大きくなるのは嫌

    • デビットカードみたいに即時引き落としがいい

  • 充電を気にせず使えるよう、物理のリアルカードで支払い可能にしたい

  • ルームシェアをしたかったので、共同口座から簡単に引き落としたい

  • 利用状況が分かりやすいものがいい

そうして当時 辿り着いたのが家計簿プリカ B/43でした。
(※類似サービスに「Kyash」や「MIXI M (旧6gram)」もあります)


求めていた機能が備えられたサービスを見つけることができたので、これだけで十分 GoodCX!なのですが、もう少し詳しく見てみます。


支出状況を意識しやすいデザイン

アプリを開いたホーム画面は最近の支払い履歴一覧になっていて、カテゴリをすぐ編集できるようになっています。まず自動で振り分けてくれているので、合っていれば編集もせずに支出状況を記録できます。

B/43のホーム画面

1ヶ月の支出状況を見る画面では、予算内の残高が全体/カテゴリ別に表示されているので一目で現状を把握できます。
最近のアップデートで、過去の支出推移から今月の支出ペースは使いすぎではないか?も判断できるようなグラフ表示になり、より分かりやすくなっていました。

以前は支出表示が円グラフだったが、今までの平均推移が分かる線グラフに変わった

ここまでは家計簿サービスにもよくあるものですが、家計簿としての便利さとカード・口座としての便利さの求める条件を1つで賄えられるのが、とても使いやすいなと感じています。


現金の利便性を保ちつつ、不便をデジタルでフォロー

B/43の特徴としてあげられるのが「ポケット機能」です。
銀行口座を複数持って貯蓄を管理したり、もっと細かくカテゴリ別に封筒やポーチで現金を予算管理するような使い方ができるものです。
目的別口座が家計簿アプリで完結するイメージに近いと思います。

ポケット機能の画面

このポケット機能は支払残高とは別に管理されるので、ポケットに入れておいた分は使わずに確保することができます。

1年以上毎日使っていたので普通になっていましたが、改めて考えると、ポケット機能や即時支払いなどで現金の使い勝手を維持しつつ、デジタルな技術とUIで支出管理しやすいようフォローされたデザインだなと感じました。


まとめていうと

即時決済と家計簿が一体となっているので、お財布が自ら記録をしてくれているような気持ちになります。この設計が継続を促し、支出を把握できることで使い過ぎが抑制されます。そうすると”お金を管理できている”コントロール感が生まれ、手応えや達成感というポジティブな気持ちから改善や見直しができるようになるのではないでしょうか。

こうした「家計を把握し今後の生活のために見直す」という支出管理本来の目的を無理なく実践できる顧客体験になっているなと感じました。
利用できていませんが、これらの機能を共同口座でも使えることが、さらに生活をスムーズにしてくれるものになっていると考えます。

B/43は私の中で「最も現金感覚に近いCXのキャッシュレスサービス」です。


このように、工夫してサービスを使ったりとほかにも色々頑張ってますが、やっぱり家計管理しなくていいほどの億万長者になりたいですね〜
それでは。


(執筆者:デザインリサーチャー 相馬未奈)
ヘッダーIllustration by Oleg Shcherba from Ouch!


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