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読書感想 距離感はどれくらいがいい?

3月も上旬を過ぎそうである。
1月は来る、2月は逃げる、3月は去るとよく言いますが、別れの季節に入る。
ずっと続くわけではないとは分かっていたけど、別れはやはり寂しいものだ。

1日1日を大事に過ごそうと改めて思いました。

さて、今日も読書感想をしていく。書籍は「持たない幸福論 pha著」である。


結構売れている本なのかな?
書店に行くと、平積みコーナーに置かれているのをよく見かける。
(おいおい、もっと本のことを分かれよ)

まず、結論から。
「人との関わりが幸福に結びつく。しかし、関わりが縛りにならないように。縛りを嫌がる気来がある人は、孤独を好む。孤独は幸福から遠ざかる可能性が高い。大事なのは距離感だ。」

私はよく距離感を読めないことが多い。
「顔近過ぎじゃね?」
と嫌われてしまったことも。(悲しい)

まず、前提として定めておきたいのは、人生の目的の一つは、「幸せになること」であるということ。
そして、幸せになるためには、人との関わりは必要であること。

人間に備わっているホルモンで説明したい。
幸福ホルモンと呼ばれる3つのホルモンがある。
①セロトニン(気持ちいい、心地いい、健康なときに出るホルモン)
②オキシトシン(愛着ホルモン、繋がっているなと感じるときに出るホルモン)
③ドーパミン(興奮ホルモン、一時的だが、爆発力がある)

②オキシトシンが人間に備わっているので、人との関わりは必要であるという前提を置かせてもらう。

では、人との関わりはあった方がよいのは分かったけど、たくさんあった方が良いのかというとそうではない。

そうでもない。

荒木博行さんは「独学」を勧めている。
学びには、孤独が必要なのだと。
学びが欲求の一つに入っているのであればということで。

家族の形態も変わってきていると本書で書かれている。
お見合い結婚から恋愛結婚へ。
そして「家族」の形が見直されてきている。
要は、「家族」という関わりが縛りを作っている可能性もあるよね。
だから見直していこうよ。ということ。

でも、幸せには人との関わりが必要なのである。
一人時間って大事だけど、関わりも大事。
そして、1番大事なのは、「距離感」なんだ。

じゃあ距離感を掴むためにはどうしたらいいの?
私が考えるのは2つ。
・一人になりたいな、集まりたいなという自分の心のサインに素直に従う。
・相手にも距離感を掴む権利がある。話しかけたときの反応には敏感になる。(近いかな?遠いかな?)

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