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家族写真

先週末の日曜日はプロカメラマンに「家族写真」をとってもらうことにした。

今はスマホという便利なカメラ機能が付いた電話もあるし、自撮りも普通。
ミニ三脚や自撮り棒もあり、写真を撮ることは日常出汁、全員が写真の中に映ることは容易にできる。

でも、自分たち以外から見た、他人からの家族の姿って、なかなか映してもらう機会が少ない。

上の子が生まれたとき、お宮参りでカメラマンを呼んで撮影してもらった。

その出来上がった写真を見たとき。
夫とは結婚して10年以上になるが、初めて「家族」になった、と感じた。

家族になった姿。

大変面倒くさくて、廃止したい儀礼の一つ、「年賀状」。
子供が生まれたのを機に、また再開することになり、去年はプロカメラマンに写真を撮ってもらった(よくある〇〇の教材の話を聞くだけでプロカメラマンに写真を無料で撮ってもらえます!というコマーシャルなもの)。

その写真を見て、お宮参りの時からの子供の成長や家族の姿の変化が愛おしいと思った。

今年の年賀状になった写真

今年はどうする?と夫に訪ねたところ、
「お金払ってカメラマン手配しようよ」と、珍しく出費を許可した夫(夫はかなりの倹約家)。彼も同じように感じていたのかな。


家族写真と言えば、妹が初めて妊娠したとき、
私は妹がどこか遠い所に行ってしまうようで、衝撃すぎて動揺した。
妊娠だけでなく、同時に独身だった彼女は結婚することになったからだ。

その時、私がふっと思いついたのは「家族写真」。
もう私も結婚してだいぶたっており、家から出ていたけれど、
父と母と、私と妹4人で家族写真を撮ろう、と提案した。
なんだかそれが最後の4人の姿になるものだと思ったから。

結局子供が生まれてから、さらに別の家族の形で、会う頻度も増え、にぎやかになったが、
私は今でもあの4人で撮った写真が宝物。

私を作ってきてくれた家族。

日曜日は晴れて長袖シャツ一枚で過ごせる、とても良い気候だった。

私たちは、地元の素敵な公園をロケ地に選んだ。
若いカメラマンのお兄さんに写真撮影を頼んだ。

娘が遊んでいる様子、
私たち夫婦が娘を見ている様子、
そして、私のお腹の中にいる、もうすぐ生まれてくる小さな命がわかるような写真を撮ってもらいたい、とリクエストした。

娘は、拾った葉っぱや松ぼっくりをカメラマンや私たちに見せて、和やかに撮影が行われた。

撮った写真の数枚を見せていただくと、
カメラマンのファインダー越しに見えた、一つの家族の姿が映されていた。

それは去年とは違う髪形、体系、表情で、
「今」をとらえた素敵な写真たちだった。

写真の納品は1-2週間かかるとのこと。
とても楽しみだ。


その中からベスト写真を一枚選んで年賀状にしよう。
生まれてくる赤ちゃんは、集合写真に入れなかった人みたいな感じにはなるが、別枠で載せることにする(笑)


来年も、再来年も、子供たちが大きくなってからも、
毎年、誰かから見た「家族の姿」を撮ってもらえたらいいな。

来年は娘が3才になるので、七五三だ。
また10月か11月の秋晴れの日に今度は4人で写真を撮ってもらおう。



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